天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

特捜部解体論に反対する。

2010-10-02 07:28:39 | 日記帳

 

 自我が問題。検察官・公務員・会社員すべては自我に左右される。ひとはすべて、例外なく同じだ。自己のやったことはすべて防衛したいものである。自我を捨てるのは難しい。  

 

 勤務先には、労働組合・社内・社外にそれぞれ「内部通報・相談窓口」がある。社員には、問題あると思った言動を通報する義務と権利がある。もちろん、形式を整備するだけでなく、実際の機能が問われる。  

 

 巨悪を眠らせない。この目標は正しい。今回の大阪地検特捜部の問題では、内部告発があった。しかし、告発制度がなかった。 政財界の大物を逮捕することが、特捜部の目的ではない。警察から送検された事案を処理する部門とは別に、特捜部があっても良い。

 

 だが、誰しも同じく暴走する可能性ある自我をもつ、検察官である。手段を間違わない仕組みをつくることである。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 検察は独立しているか | トップ | 中国政府はネットを規制して... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記帳」カテゴリの最新記事