No,1624『真夜中の電話』

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真夜中の電話。

まるで恋愛ソングの歌い出しみたいな標題だが、そんなキュンとする話ではない。

夜中３時前、背中に激痛が走り冷や汗と共に目が覚める。

『やってしまった』

と即悟った。ギックリ首養生中の身としては、急に動くことはご法度である。
おそらく、無意識に寝返りをぐおーんとうったのだろう。
首を動かすのがとても痛い身にも関わらず、寝ているとそんなこと忘れて無意識に動かしたに違いない。

首はもちろん、今回は背中まで痛く、息を吸うのも痛い。
色々体制を変えようと試みるも本当に動けない。

なんとかスマホに手を伸ばし、隣の部屋で子供たちと就寝中の妻に電話。

『夜分遅く、就寝中に申し訳ありません。大変申し上げにくいのですが動けなくなってしまったので助けて頂けませんか』

ということで、上半身硬直している大男を152cmの華奢な妻が起こそうと試みるも、ちょっと動くと痛いわけでグダグダのコントみたいで作業は難航。
ああ情けない。
なんとか良い体制を見つけ、湿布も貼ってもらいそこから一睡もできず。

厄介である。ギターも、仕事以外はしばらくお休みせざるを得ないか。

話は変わりますが、太ってはいないけど、この一年で食べたラーメンの量がすごい。
たぶん、150杯は食べた。

終わり。