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一丁噛み【いっちょかみ】という言葉がある。
何にでも口を挟む人、首を突っ込みたがる人のことだけれど、こと田舎においてはそういう人が多い気がする。
僕は自分のことで精一杯なのに他人やら組織やら一丁噛みなんざ死ぬほど嫌だ。
んでまた、一丁噛みしたがる人ほど発言力があり、いや、周りがめんどくさがって気を使って黙るその空気を「自分は発言力がある」と勘違いしてしまっているようにしか見えないのだが…
僕には全く理解できない。
誰かが何かを頑張っていたら、関係ない自分はそっと応援するなり任すなりでええやないか。
一丁噛まれる方はめんどくさいと思うな。
勿論ぞんざいには扱えないし。
いや、頼んでたら別だけど。
僕の大好きな先輩は口癖の様にこう言う。
『いつまでもワシらみたいなんがおったらあっきゃーへんわいや!』
これは次代に対するエールなのだろうと捉えているが、本人はこう言う。
『楽させてくれ〜』
そうそう…難しい話じゃなくて、そういうことかも知れない…
願わくば、何にも噛みたくない…
話は変わりますが、イチョウの落ち葉。
黄色い絨毯。
終わり。