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丘の上でスヤスヤ眠るプテラノドンの子ども。
そこに「ヒヒヒヒ…」と不敵な笑みを浮かべたティラノサウルスが近寄ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/af/6c17c003b3efe7d165038adc75580e51.jpg?1588289756)
しかし、手が届きそうになったところで地震が来て、ティラノサウルスは崖崩れに巻き込まれ大怪我を負う。
プテラノドンは、凶暴なティラノサウルスに怯えつつも、怪我をしたティラノサウルスが可哀想で看病をする。
やがてティラノサウルスは元気になり、プテラノドンの為に感謝の気持ちを込めて魚を取って来てあげるのたが、その姿をみたプテラノドンは再び怯えてしまい、飛んで逃げていく。
ティラノサウルスは、空に向かってありがとうと寂しそうに呟く。
ちょっと切ない絵本。寝る前に読み聞かせていて、読んだ後は子どもたちに色々質問を出すようにしています。
もちろん正解は無いけれど、色んな意見が出てきて本当に面白いです。
「なんでティラノサウルスは、元気になってもプテラノドンを襲わなかったのかな?」
僕と長男は
「最初は食べようと思っていたけど、優しく看病をしてもらっているうちに自分も優しくなった」
と解釈。
しかし娘と次男は違う。
「最初からティラノサウルスは優しかった。一緒に遊ぼう、丘から下ろしてあげるよ、と思って最初も近づいたんだと思う」
なるほど。絶対違うとも言い切れない。
確かに、不敵な笑みを浮かべているように思ったのは僕と長男の先入観かも。
ティラノサウルスは凶暴で意地悪、というなんとなくの印象ができあがってしまっている。
ヒヒヒヒとしか言ってないティラノサウルスの笑み。娘や次男からすると、その笑みに不敵さは特に感じていなかったのだ。
ティラノサウルスは最初から穏やかな奴だったかもしれない。
色んな考え方があって、勉強になります。哲学、とまでいうと大げさだけど。ちょっとした道徳?
話は変わりますが、良い天気が続く大型連休。
上手に過ごしましょう。
終わり。