テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

西岡の涙 清原の涙

2010-10-19 22:03:30 | 野球
シーズン3位のロッテがパ・リーグ優勝のソフトバンクを破り、日本シリーズに進出した。ファンの掲げるプラカード通りに「下克上」を果たしたロッテ選手たちの感激ぶりがテレビ画面からよくうかがえた。

九回裏ソフトバンク2死。NHKBSがショート西岡をクローズアップする。おや、うるうるしている。その昔の日本シリーズで、九回の守備についた西武清原一塁手が巨人に対する勝利を確信し感極まって涙を流したシーンを思い出した。

直後、その西岡めがけライナー。西岡が飛びついてキャッチしてゲームセットになった。しゃがみ込んで涙を流す西岡のクローズアップ。良いシーンをテレビが切り取っていた。

西村監督に続き、オーナー代行だとか背広の2人を胴上げ。これは何か違和感があった。たとえば映画を作るのにプロデューサーが大変な重責を担うのはわかるけれど、あんまり正面に出てこられるのは好きでない。監督以下、俳優、スタッフが表の名誉は担うべきだと思うからだ。ロッテも監督、コーチ、選手ら現場の連中の胴上げで祝えばよかったのに。

おまけに球速100マイルも見た

2010-10-19 13:44:23 | 野球
2-0のままいったら絶好調のクリフ・リーに完投させるのだろうか、などと考えていたら、九回表、レンジャーズがヤンキース投手陣を打ち砕いた。出てくる投手出てくる投手スコンスコン打たれる。ア・リーグ優勝決定戦の第3戦は、初戦でヤンキースが八回表レンジャーズ投手陣を打ち崩したリプレーを見るようだった。

八回が終わったところで逆転をあきらめた?ヤンキースファンが帰り始めた。九回を見なくて正解だった。6失点。ヤンキースがやっと2アウトを取れたところで、数少なくなったファンから歓声が起こった。ほとんどヤケッパチに聞こえた。

猛打のおかげで、球速「100マイル」表示が見られた。レンジャーズは九回裏、リーを休ませて、クローザーのフェリスを登板させたのだ。調子を崩していて、大差で試験登板させたらしい。前触れを聞いたせいか危なっかしく見えたのだが、100マイルを含む投球で2奪三振。無事テスト合格になった。

両チームとも突如打線が爆発する。ということは、今後の試合も点差だけではチャンネルを他に変えにくいということか。