将棋名人戦第7局は、挑戦者森内俊之九段が放送の解説に出てこなかった手を繰り出して、羽生善治名人を4勝3敗で破り、名人に復位した。
森内が4四に角を切った手は、夕方の放送で見た。大盤解説会場がざわめいた。
夜の速報番組でも、夕方だれも言っていなかった手を森内が指していた。その1六飛車がいい手だったらしい。
3連勝から3連敗して、テレビ桟敷からは追い詰められたように見えた森内が、アッと思わせる思い切った手に恐れずに踏み込んで、それで勝利をつかみ取った。テレビじじいはそんな風に感じた。
森内が4四に角を切った手は、夕方の放送で見た。大盤解説会場がざわめいた。
夜の速報番組でも、夕方だれも言っていなかった手を森内が指していた。その1六飛車がいい手だったらしい。
3連勝から3連敗して、テレビ桟敷からは追い詰められたように見えた森内が、アッと思わせる思い切った手に恐れずに踏み込んで、それで勝利をつかみ取った。テレビじじいはそんな風に感じた。