テレビじじいの観戦日記

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ロンドン五輪の予行にウィンブルドン観戦…マリーの涙

2012-07-09 09:07:54 | いろいろスポーツ
全英テニス決勝でロンドン五輪観戦のシミュレーション。午後10時すぎスタートの試合に、早寝のテレビじじいがどのくらい耐えられるか。

女子単決勝は第1セットを見て、セリーナ・ウィリアムズの圧勝と予想し、おやすみなさい。アグニエシュカ・ラドワンスカが第2セットを7-5で取り返すとは思いもしなかった。結局、セリーナ優勝だったけれど、眼力のなさに我ながらあきれた。

昨夜の男子単決勝は76年ぶり英国男子優勝の願いを背負ったアンディ・マリーが第1セットを取ったところでギブアップ。面白い試合の予感がしたが、そこまでで11時をまわってしまっては、とても最後まで付き合えない。

ビデオでの早朝観戦に切り替えた。ロンドン五輪も生中継は厳しそうだと分かった。

第2セット第5、第9ゲームでマリーにブレークのチャンスがあったのに、計4回のチャンスをフェデラーにしのがれた。第12ゲームフェデラーがブレークして7-5で取り、マリーは波に乗りそこねた。

雨で40分中断した第3セット。マリーは第6ゲーム、40ラブから追いつかれ、デュース10回の末ブレークされた。流れは完全にフェデラーのものになった。

マリーコールが湧き起こる。NHK解説の福井烈さんが初めて聞くという選手名コール。フェデラーは動じることなく押し切って、史上最多タイの7回目の優勝をつかんだ。

マリーの試合後のインタビューと小スピーチ。涙がこみ上げてしばらく何も言えない。最後、観衆にありがとうを言うのも涙声だった。でもマリーの言葉通り「近づいている」ことは確かだと感じさせられた一戦だった。