テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

浦和無観客試合のテレビがよかった

2014-03-24 10:00:33 | サッカー
琴欧洲引退発表の涙から、鶴竜横綱昇進のうれし涙をこらえているような表情へ。大相撲春場所は終わった。これまでテレビじじいの視界には入ってこなかった力士だが、このところわっと情報が供給されて、

いい物語の完成だ。

いや、NHKに生出演した鶴竜はこれで終わりではない、という意味のことを語っていた。その姿勢は好ましい。

この日、浦和レッズは清水エスパルスと無観客試合。一部サポーターによる人種差別掲示を見過ごしにしたことに対するペナルティーだった。現場をほとんど知らないテレビじじいだから、

いい中継だった。

「ウーガ、ウーガ」って野太い声が聞こえてくる。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の宇賀神友弥への指示を集音マイクが拾っている。

テレビからは聞き取れない声も、Jスポーツ放送席には届いているから、ノヴァコヴィッチがカルフィンヨンアピンにナイスボールと言っていた、などと解説してくれる。

選手も監督も空虚さを感じていたらしい。サポーターなしにプロサッカーは成り立たない。当然なことだ。

テレビ桟敷が安全で気楽だ、なんていうテレビじじいばかりになったら大変だ。これで終わりではない。