回線もパスも繋がらない 雨中の延長戦 鹿島が横浜を破る

ちょっと７時のＮＨＫニュースを見てから、サッカーのナビスコ杯準々決勝鹿島－横浜戦へ。「ただいま中継回線が途絶えております。そのまましばらくお待ちください」。そこへ緊急地震速報。７時にあったばかりとＮＨＫで見たのに…。回線が繋がらないと、こんなことも遅れる、と思ったら連続して７時６分にも地震があったらしい。

回線が回復したとたんにＰＫ。何だ、１１分でもう２－０で横浜リードか。

大雨、台風のような風という悪コンディション。鹿島がボールを支配しているのでまだ分からないと、テレビじじいは思っていた。後半、鹿島が追いついて延長戦になった。

回線の次は、両者疲れてパスが繋がらなくなった。それでも延長後半、田代有三がヘッドでゴールを決め鹿島が準決勝に進出した。悔しさで泣いているような横浜選手の顔もアップになって、中２日、中３日のきつい日程をはね返すいい試合だった。

テキサンズ１７－１０スティーラーズ 「と思ったら…」を楽しむ

スティーラーズのＱＢロスリスバーガーがサックされファンブルをリカバーされターンオーバー、と思ったら相手ディフェンスの反則で命拾い。このシーンは始まってばかりのころ。それにしてもテキサンズはやたらＱＢサックを決めてたな。

「（圧倒的に攻めたてられたスティーラーズが）このスタッズで３－１０でハーフタイムなら上出来」。河口正史さんがこうコメントした前半終了間際のスティーラーズのフィールドゴールアテンプト。テキサンズがブロックしてリカバーしたボールを持ってエンドゾーンに走りこむ。ＴＤかと思ったら、フラッグが出た。リカバー後、テキサンズに不正なブロックがあった。ターンオーバーは認められたもののＴＤは取り消しになって前半終了。

ＦＧで３－１０確実と思ったら、０－１６になってしまったと思ったら、０－１０のままだったわけだ。

試合終了間際。ロスリスバーガーが自陣前からのパスをインターセプトされ、ＴＤを決められた、と思ったらＱＢへの乱暴なプレーがあって反則。残り１０秒。ほんのわずか同点に追いつく希望が残った、と思ったら結局インターセプトされて試合は終わった。

説明するのに大汗かいてしまった。面白いシーン、と思ったのだけれど、テレビで見ないと分からないのかもしれない。

凱旋門賞 福原直英アナウンサーがよかった

日本馬にも期待がかけられているという競馬の凱旋門賞。眠い目をこすりつつ（１１ｐｍはテレビじじいには深夜だもん）観戦。福原直英アナウンサーは、パリまで出かけて調教やらなんやら取材してきたそうだけれど、本番は日本のスタジオからの放送だった。

ヒルノダムール１０着、ナカヤマフェスタ１１着では気勢あがらず、ブログは書かずに、おやすみなさい。

福原アナは、ドイツ馬デインドリームが優勝してすぐに、社台ファームの吉田照哉氏が５０パーセント買ったばかりの馬だと指摘していた。競馬が好きで好きでたまらない感じが日ごろの放送からうかがえるし、ｇｏｏｄ！

西岡利晃防衛に香川照之さん感涙

ＷＢＣ世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者西岡利晃－挑戦者ラファエル・マルケス戦を大開局祭とやらで無料放送のＷＯＷＯＷで観戦した。なかなか迫力のある試合だった。

前半、「よく伸びてきた」と西岡の試合後の感想にあったように、マルケスのジャブがよく決まった。後半、マルケスが疲れたのか、西岡が間合いを見切ったのか、西岡の左が面白いように当たるようになり、テレビじじいは防衛成功だと思った。

長い判定。６点差、４点差、２点差の３－０で西岡の勝ち。リングアナウンサーの判定発表って、「スティル」といった途端に「防衛」だと分かるのね。スティル　チャンピオンといっているらしい。初めて知った。それだけボクシング観戦とはこのごろ縁がなかった。

解説席で香川照之さんが感激して、涙ぐんでいるように見えた。ラスベガスで防衛成功って、そんなにすごいことだったんだ。

ソフトバンク優勝 内川聖一うれし涙

ソフトバンクがぶっちぎりのパ・リーグ優勝を決めるところを見た。

九回裏、西武の攻撃をベンチから見守る内川聖一が涙を流している。九回表にヒットを打ったところで、代走がでて裏の守りにはつかなかった。

優勝に縁のないまま今年横浜からソフトバンクに移籍。感無量だったようだ。

秋山幸二監督、孫正義オーナーに続いて胴上げされたのは内川ではないか、と放送席で言ったような気がするが、確認できなかった。