稲妻ボルト、１００メートルでリベンジ優勝

世界陸上男子１００メートル決勝。強い雨が降ってきて、スターティングブロックの前で、ウサイン・ボルトは傘をさす真似をした。

余裕。

前半、米のジャスティン・ガトリンにリードを許しているように見えたが、あっという間にリードに変わり、楽勝のゴール。９秒７８と放送していたのが、すぐ９秒７７が公式タイムとなった。ガトリンは９秒８５。

あのフライングから２年。金メダルを取り戻しました、のアナウンス。

テレビじじいは、雨のトラックが勝負に影響するかもしれないと危惧していたが、「ボルト」って「稲妻」だもの、水を得た魚だった。

３、４、５位もジャマイカ勢。

強い。

福士加代子が超あかるい銅メダル

モスクワ世界陸上のトップをきって、女子マラソンの福士加代子が３位になった。

これが終盤失速を繰り返していた福士かと驚かされるほど、スタンドに手を振り笑顔。ガッツポーズ。ゴール後もけろりとして動きまわる。

メダル取りました。
すごいじゃん。
がんばった。

超あかるいコメントが聞けてよかった。

たしか５人の枠があったのに、木崎良子（４位）、野口みずき（途中棄権）と福士の３選手しか派遣しなかった。少数精鋭がいい結果を残した。

丸佳浩「野球をできる幸せ」

野球ができる幸せをかみしめながら…

サヨナラ犠飛を放ってヒーローインタビューに呼ばれた広島・丸佳浩の言葉をかみしめたい。

前田健太と阪神・メッセンジャーの好投で０－０が続いた原爆忌のピースナイター。鳴りもの抜きの応援だったが、丸は期待にしっかり応えた。

西武ー日本ハム戦に戻ると、相変わらず途切れないトランペット付き声援。テレビじじいは苦手だ。音量を絞るとアナウンスや解説が聞こえなくなるし、困ったものだ。

ゲームは、楽天戦大敗のウップンを晴らすような日本ハムの得点ラッシュ。先日、プロ野球新記録の１イニング７二塁打を食らって、このブログを更新する気力も失せていたのが、なんとか元気がでてきた。

宮里藍の悪夢を見てしまった

全英リコー女子オープン第２日、ゆうべの続き。一度目が覚めても佐伯三貴はリーダーだった。

でも、とんでもない悪夢を見てしまった。

宮里藍の１３番パー４。バンカーに２個、ボールが落ちている。オフィシャルを呼んで何やら確認してから、宮里が先に打った。フェアウェーにでた。ところが次の第３打がまたまたグリーンのそばのバンカーへ。ピンの方を狙って出そうとしたらそびえる壁で跳ね返ってもっと打ちにくいところに戻ってきた。しょうがないからバンカー内で、比較的打ちやすいところへ移動、次にグリーンにのせた。ここまでで６打。３パットして９。

通算－１だったのが、一気に４オーバーになってしまった。これでは予選落ちも仕方がない。

このコース、タイガー・ウッズが以前、バンカーに１度も捕まらずにまわって優勝したことがあると放送席。

もう一度寝て起きたら、そのウッズが、松山英樹と同じ組でまわった世界選手権シリーズのブリヂストン招待２日目、６１の大会タイ記録でトップに立っていた。

佐伯三貴は２位に後退していた。こちらは悪夢というほどではないけれど…。

全英で佐伯三貴がイーグル２発 痛快

順位を示すボードの最上段に「MIKI SAIKI」。たとえ途中経過とはいえ、日本選手がトップにいるメジャーは、テレビじじいには久しぶりだ。

全英リコー女子オープン２日目。佐伯三貴は、パー４のホールで２回もイーグルを記録し、勢いに乗った。

ハイライト映像だったけど、２度めの７番の方を見た。ずいぶん遠くから入れたものだ。本人は入ったのが分からず、「えっ、私？」のジェスチャー。確認をしてからキャディーと喜んでいた。

まだ午後のスタート組が残っている。あした起きたとき、トップで残っているといいな、と願いつつテレビじじいは寝させていただきます。

田中将大開幕１５連勝を支えるような日本ハム

楽天の田中将大に９連敗中の日本ハム。開幕１５連勝のプロ野球タイ記録を作られそうだ、と思いつつ見てしまった。

なぜか先取点を取っていたが、１－２と逆転された上、九回表、暴投、満塁で死球と手痛いミスが続き、３点差に。

田中にゆうゆう完投勝利を許してしまった。

栗山英樹監督になってから１度も勝てないまま１０連敗というのは情けない。

それにしても、田中は１５０キロ台の速球がズバリと決まるし、３ボールからでも際どく変化球が入る。改めて感心。

節目を北の大地で…とインタビューで持ちかけられると、「節目と思っていない。通過点」ときっぱり。

優勝へ向け突っ走る楽天と、最下位に低迷する日本ハム。放送席・岩本勉さんが「順位が物語っている」と表現した通りの試合展開だった。大谷翔平は３三振を食らうし、テレビじじいには、田中の進撃を支えているような日本ハムに見えた。