Kids COMMUNICATION FACTORY & TEAM-KCF

サークル活動からRCや趣味まで、アレコレお送りするブログですw

石川県・加賀&金沢の温泉グルメ一人旅に行ってきたレポ♪ (その2)

2016-11-03 07:14:17 | 旅行
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ランチは、山に囲まれたここ山中温泉で、石川県の名物食材である「のどぐろ」「ブリ」を美味しく頂いて大満足♪

山々の木々からの風で癒され、温泉の湯けむりで癒され、食を通して癒される。

そんな旅は「目でも癒される」旅でもあります^^




この山中温泉、その地に有名な渓谷があり、その風景を楽しむこともまた今回の旅の目的でもあります!!


「鶴仙渓」(かくせんけい)を徒歩で歩いて楽しむ🎵


温泉街に沿うように流れる川、そこに掛る「こおろぎ橋」から「黒谷橋」までを鶴仙渓と呼び、自然豊かな風景を魅せてくれます^^

もちろん今宵は秋!

 


まずはこおろぎ橋を渡り、温泉街の対岸にある遊歩道を進みます^^

ちょっとまだ早いかなぁ~と思うも、ソコには秋の色を鮮やかに染める赤色の温かさを見て取ることができます。

秋だねぇ~♪


 


鶴仙渓に沿う遊歩道は、よくあるコンクリートで完全に覆われたものではなく、自然を生かしたもの。

時に歩きにくく、木々の間を抜けるような場所もありながら、それでも危険だと思うところだけを現代の技術で補う。

自然を大切にしている街、それが山中温泉なんだと改めて気が付きます^^


 


天候のせいもあるのでしょうか?水量も多く少し濁りある川の水が木々の間を流れていきます。

君は日本海に向かうのかな?それとも地面に染み込み、山中の温泉としてまた地上に舞い降りるのか?

普段、当たり前のように「川は北から南に流れる」と固定観念のように思う太平洋側に住むteru、頭で解っていてもそれが、南から北に流れる北陸の川を観て、ただそれだけでも感動に浸っている自分がいました。


 


さらに脇から渓谷へ流れ込む自然の水たち。

小さな川、小さな滝から川へ、海へ、地へ。

自然豊かなこの渓谷が、実は日本海から然程離れていない事実にもまた驚き、また感動する。


 


お前はまだ緑なの?早く赤に染まれよと、隣の木々に声を掛けているかのようなせり出した枝葉。

風は冷たく心は温かく。


 

 


本当に1人無言で歩く渓谷の森の道。

いろいろなことを考えながら、今日を、明日を、来年を・・それを「そんな小さなことで悩むなよ!」と自然が語り掛けてくる。

そんな深い森、清らかな水、木々香る風。



と、ちょっとロマンチックに語りたくなるほどの風景を楽しんだのでした♪

ん?!teruっぽくないなぁ~って???

仕方がないなぁ~じゃ、コレで私っぽくなるかな(笑)



「鶴仙渓川床」で舌も満たされる


 


歩いていくと渓谷沿いに「鶴仙渓川床」という、これが10月末までのイベントとして行われているもので、この日程はギリギリ最後の週末だったと思うと、これもまた奇跡!

しかも~~4つある川床の・・おや?1つだけ空いている(笑)

コレはもう「お前が座れよ!」と言わんばかりのシチュエーション🎵

500円で抹茶と茶菓子を頂けるとのことで、「川床ロールケーキ」と「加賀棒茶」を戴きながら風景を楽しむ🎵

ココで、このスイーツが和食の鉄人と言われる道場六三郎が監修しているということを知り、それがなぜなのか?と聞けば、この山中温泉が道場六三郎さんの出身地である事実を初めて知ったteruなのであります^^

スイーツとしてのしっかりとした甘さを感じさせる、昔ながらのような味わいを楽しみながらお茶をすすって一休み~一休み~♪

ほら🎵食べ物が出てくるとteruっぽいでしょ(爆)

※デジタル的な加工をせず、紅葉の画像は撮影時の色をそのまま掲載しています。天候の関係もあり画像の色合いがくすんで見えていますがご了承下さい。実際はもっと華やかな赤が際立つ景色でした♪



 


川床から空を見上げると・・・ジェットコースターのレールか?!と思う程ひねったような形をした橋が目に止まります。

「あやとり橋」

草月流家元の勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトでデザインした橋だそうで、実際に渡ってみると不思議な気分になれます^^

あっ・・ちなみにteruは池坊流で活け花の知識があります(笑)

関係ないな(爆)

本来は、この日宿泊する宿の近くまでこの遊歩道は続くのですが、一度温泉街に戻ってみます。



「芭蕉の館」で歴史にもふれてみる^^


 

芭蕉が山中温泉を訪れ逗留した泉屋に隣接していた「扇屋」の別荘で、広い庭園や庭園を観ながら芭蕉ゆかりの品や「山中漆器」の秀品の数々が展示されています。

 

建物室内の木材部分ほぼ全体に「うるし」が塗られたこの建物は、柱や梁にも歴史を感じさせるもので、深みある色に人の仕事の凄さを感じさせてくれます。

黒光りする板の間は外からの光を反射して鏡のように光っています^^

この柱は何年の歴史を見つめていたんだろう?

この床はどんな著名人が歩いたんだろう?

もちろん展示物も素晴らしく、正直なトコロ・・・松尾芭蕉に特別な興味があったわけではありませんでしたが、展示されている歌や書物などをみているうちに、少し好きになっちゃったかな?って感じですハイ♪

さて、帰りに受付前を通ると「お抹茶300円」の看板が・・(笑)

出入り口前には確かにテーブルと椅子が数人分あって、何人かの方がお抹茶を楽しまれている。

うん!せっかくだから頂いてみようかなあ~

おっ・・少し前に川床でケーキとお茶を頂いたばかりじゃ・・・まあまあ~抹茶だけですから♪


 


なっ!なんとぉ~~

このお抹茶を、入り口のテーブル前ではなく、大きな畳の部屋でも良いですよ~と言われ、座った場所は庭園を眺められる大部屋🎵

その部屋で、1人贅沢にお抹茶を頂きながら贅沢な時間を過ごさせてもらいました^^

この場所で300円なら絶対コスパ高し!!

ちょっとしたお菓子(和風のラムネ菓子のようなもの・・名前解らないお菓子でした^^;)まで頂いて、満足~満腹🎵




秋を感じる渓谷の遊歩道で、目でも癒され秋を感じたひと時。

そんな自然の景色に囲まれながら、道場六三郎さんの故郷と知ってビックリしながら茶菓子を頂き、味覚でも秋を楽しむ^^

歴史ある建物で、松尾芭蕉の歴史に触れながら、濃いめのお抹茶で過ごすひと時。

そんなスローな観光を楽しんで、さてさて歩いたなぁ~

そろそろ・・・次は・・・だよね♪



そんな旅レポはまだまだ続きます♪




今日もめでたし~めでたし~!!



(更新時間が朝になっちゃいまして申し訳ありません^^;)