Kids COMMUNICATION FACTORY & TEAM-KCF

サークル活動からRCや趣味まで、アレコレお送りするブログですw

石川県・加賀&金沢の温泉グルメ一人旅に行ってきたレポ♪ (その4)

2016-11-05 17:32:03 | 旅行
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今日も旅レポの続きになります^^

先に言ってしまうと、週末にイベント参加の予定があり、そのレポもしたいなぁ~と思っていますが、まずは旅レポを先に完結したうえでのご紹介となりますのでご了承下さい^^;

そんな旅レポ、前回は山中温泉の立ち寄り湯でホッコリ♪、ホテルにチェックインしてのマッタリなくつろぎ編まで♪

さてさて本日は?!




それこそ「おもてなし」サービスが素晴らしい宿ゆえに、チェックイン後は「パンケーキ~温泉~フリードリンク~温泉~」のような時間が流れ、夕食時間までノンビリと過ごしちゃいました^^

そんなワケでお次は夕食レポですハイ♪


 

《食前酒》加賀梅酒(画像左)

サラッとした飲みやすい梅酒でお料理がスタート🎵

《食の友》プレミアムモルトビール(画像右)

地酒も良いよなぁ~と思いつつ、実はこの時点では夜に街飲みに出かけよう~なんて思っていたんでビールにしていたんですが・・お腹満腹で結局飲みに出かけることはありませんでした^^

 

《先附》能登海鼠(ナマコ)ポン酢和え 豆乳寄せ 金時草胡麻浸し(画像左)

ナマコはコリコリ歯ごたえで臭味なく優しい味付けでお酒が進む味♪ 豆乳寄せはジュレタイプのソースで、コレもまた優しい加賀らしい味付けになっています。金時草は加賀野菜の1つで、熱を加えると僅かにネバリのあるもので、胡麻和えになっていて素材の味も生かした味付けでした!すべての器が美味い!!

《御里》3種盛り(画像右)

こちら、石川名物のブリ、甘エビ、白梅貝と地元味覚の3点盛で^^
ランチで食べたブリとは違い、こちら脂ののった養殖のブリですね~コレが良いとか悪いとかではなく、脂ののった濃厚な味を楽しむには養殖のものが好まれるワケで、それでもシコッとした歯ごたえのしっかりした身は食べ応え十分♪ 甘海老は臭味なく甘みが残るもので、頭にある味噌をチュ~っと吸えば美味しさ倍増🎵 白梅貝もまた磯の香りが僅かに感じるもので、コリコリとした歯ごたえが楽しめました♪

 

《進め肴》ブリしゃぶ(画像左)

野菜たっぷりのブリしゃぶで、ブリは大ぶりの切り身が3切れのったもの。野菜はもちろんブリも食べ応え十分で、アリがちなブリの臭みは全くなく脂ののったブリはとっても美味しい!!

《焼物》鱈(たら)柚庵焼き(画像右)

ちょっとサイズが小さいかな~と思うも、これもまた優しい味付けでフワッとした鱈の身を味わうことが出来る一品。下に酢漬けの加賀レンコンが添えられていて、コレもまた美味しい!!



 

《別注料理》アワビのバター焼き

この時点で、この宿のお料理がホントに美味しいということで、コース料理途中ながら別注料理をオーダー🎵
出てきたソレは、アワビを贅沢に2個使ったもので、加賀野菜の加賀レンコン、五郎島金時(さつまいも)などが添えられた逸品です^^
軟らかく仕上がられたアワビは、肉厚で食べ応え十分♪
ガーリックがしっかり効いたバター焼きは、アワビももちろん加賀野菜との相性もバツグンでした!
この別注料理が量も多く、味もまた美味しかったことで、この時点で「今日は街飲みは行かなくても満足だね♪」となったワケですハイ!

 

《治部椀》合鴨治部煮(画像左)

治部煮は石川の郷土料理ですね^^金沢の"すだれ麩(ふ)"と、鶏肉or鴨肉などで煮込んだ料理ですハイ♪
自分の知っている治部煮はもうちょっと出汁が濁っているもので、こちらの治部煮は綺麗すぎるんですけどね(笑)
それでも郷土料理もしっかり食べさせてくれる宿には感謝です^^

《能登の台所》天婦羅食べ放題(画像右)

なんとこの宿、揚げたての天婦羅が食べ放題というメニューがあって、最初に3点程持ってきてくれたあとはオーダーバイキング状態になり、注文するとアツアツの揚げたてを持ってきてくれます^^
海老、ハタハタ、メギス、タルイカ、金時草、白海老かき揚げ、加賀丸芋治部揚げ、五郎島金時芋、加賀レンコン、百万石椎茸、青唐と種類も豊富で♪
さすがに全種類は食べれませんでした(満腹でw)が、どれも美味しく用意された各種の塩などを使いながら頂きました♪
この天婦羅、この時点から最終的に食事の時でもオーダー可能のようで、各テーブルのお客さんはガンガン注文していたようです(笑)

 

《酢の物》能登もずく(画像左)

揚げ物からの~酢の物という流れで、さっぱり頂けたもずく酢^^
歯ごたえも十分で、細身のもずくのプチプチっとした触感がイイですね~♪

《加賀の伝統》鯛の唐蒸し(画像右)

こちらも実は食べ放題・・と言ってそんなにたくさん食べるものではないのでしょうケド(笑)
加賀・金沢の郷土料理のこちら、鯛に"具材を入れたおから"を巻き、蒸しあげた料理で、主に祝い事や祭り事などで食べるものですね^^
中がおからということもあって、ボリューミーですがさっぱりとした味で美味しく頂きました!
teruは画像の2個だけしか食べなかった(食べれなかったw)んですケドね^^
見た目以上に全体の料理のボリュームがあって満腹満足♪

 

《食事》加賀の木の子御飯・味噌汁・香の物(画像左)

食事は白米ではなく、炊き込みご飯です^^
それでも加賀料理自体が全体的に薄味の構成なので、淡白な料理が無い中でもしっかり美味しく頂けます♪
お代わり自由ですよ~と言われても、ホント満腹ですから(爆)
漬物、お味噌汁もまた美味しくて最後まで抜かりない感じの料理には脱帽です^^

《デザート》加賀棒茶ゼリー・五郎島金時スイートポテト(画像右)

〆はさっぱりとしたお茶のゼリーとスイートポテトです^^
ちょっとスイートポテトは甘すぎるかなぁ??ブランド芋の素材の甘さで勝負しても良かったかな?なんて、もう荒探しの世界になってますが(笑)
お茶のゼリーはサッパリ味で〆には最高のものでした!!



「北陸の京都」なんて言われる加賀・金沢ですが、宿によっては"そのまんま京料理"を出しちゃう宿も・・そんな中、こちらの宿は上手く加賀野菜を取り込みつつ、全体に郷土らしさを生かした構成でホント満足のお食事でした!
いつもは行っちゃう夜の飲み歩きも、この料理でノックアウト!さすがです!!

 


その後も結局は、温泉~温泉~と楽しんで^^

ロビーでふらふらしては、飾られた久谷焼の作品の数々を目で楽しんだりと、ホント飽きさせない心遣いを感じさせる宿。

どこか高級宿に迷い込んだような?でもそんな高級な宿ではなく(失礼w)、この金額でこのサービスを提供することの凄さを、全体を通して感じさせてくれる「おもてなし」でした!


伝統芸能「山中節の夕べ」

 


この日の宿が言う「おもてなし」としては最終スケジュールになるのがコレ!

山中節と踊りを楽しめる約30分のひと時。

時に女らしさ、優しさ、時に力強さを表現する舞を観ながら、加賀を感じ、山中温泉を感じる。


 


身体全身で表現される風景、時、季節。

とっても緩やかな舞を観ながら、心も身体も穏やかになっていく時間。

お題目が変われば、扇子を使ったり、たすきを使ったりと、舞台変わる時々を感じさせてくれる優雅な時間でした!


 


ガッツリと1日目の旅を終えて、このあとも温泉を楽しみつつ、就寝AM1時過ぎ^^

本当は温泉の男女入れ替えのAM1時30分を待ちたかったんですが、どうにも当日朝の起床がAM4時30分だったこともありさすがにオネムな時間で^^;

それにしても、ノンビリ~と言いながら山道歩いたりと結構ハードな1日だったよな♪とここで気が付く(笑)

ふぅ~楽しかった!!おやすみなさ~いZzzz・・・Zzzz・・・・





残るは翌日のレポートですね!

週末は出かけちゃうスケジュールなので、レポートの続きは週明けになりますことご了承ください^^




(つづく)



今日もめでたし~めでたし~!!


石川県・加賀&金沢の温泉グルメ一人旅に行ってきたレポ♪ (その3)

2016-11-04 01:32:56 | 旅行
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今日も旅レポの続きです^^

ちょっとこのペース、どう考えても週明けに続きそうな気配ですが(^^;;

今週末はデミオのオフ会イベントがあるので、出来るだけこの旅レポも進めておきたいと思いますハイ♪



渓谷の散策から芭蕉の館まで、歩き回ってコレ本気に疲れたぁ~~

AM5時起きからの2時間近い山道散策でしたので^^;;

ふぅ~本気で温泉に入りたい気持ちに~~というワケで♪


今年75湯目!山中温泉「菊の湯」さん♪





こちら山中温泉の日帰り温泉施設になるのですが、運営形態が良く解らないのですが「共同浴場」なのかも知れません。

もちろん観光客も普通に入れますけどね♪

そんな菊の湯なのですが、実はこの建物は「男性風呂」のみなんです!

って言うと女性陣から怒りの鉄拳が飛んできそうですが・・・実は「女性風呂は建物はもちろん場所自体が違います!」

このパターンはteruも初めてですハイ^^

そんな菊の湯の男性風呂は、中央に大きな四角い湯船がドド~ンと1つ!

その周囲に洗い場が設けてあるスタイルで、湯けむりがもの凄くて浴場内画像も真っ白(笑)

少し熱めの温泉で疲れもリセットされました♪



で!



前回「松尾芭蕉」がこの地を訪れ逗留(とうりゅう)していたという話を芭蕉の館のところで説明しましたが・・・

芭蕉はこの山中温泉の地で「やまなかや 菊はたおらし ゆのにほひ」という俳句を残しています。

松尾芭蕉はこの地を含め、日本の3つの温泉地を褒めたたえ染筆し残しているのです!

「扶桑三名湯」

石川県 山中温泉

岐阜県 下呂温泉

兵庫県 有馬温泉

おやおや??? ハ~イ🎵 この3か所は今年一年で周ったことになりますね♪

って、狙ったワケじゃなかったんですが、結果的にそうなったっていうお話ですハイ^^




で!



そろそろチェックイン時間になったということで、町営の"無料"駐車場に停めてあった愛馬と共に、僅かな距離ながらオープンにしてこの日お世話になる宿に向かいました^^


山中温泉「吉祥やまなか」さん🎵


 


この宿、予約当時はソコまで調べていなかったんですが・・・・

とにかく「おもてなし」が凄いんです!!

まずはチェックイン手続きを~とフロントに行くと、そのままロビーラウンジに誘導され「梅こぶ茶」でおもてなし^^

チェックインのサインはこのラウンジでお茶を飲みながら手続きします。

まあ~コレぐらいはよくある話ですよね♪

ココからがあり得ないサービスになります・・・PM2時30分からPM4時までに鉄板焼きレストランにお越しください~とのことで、行ってみると・・

マジか?!

「アフタヌーンティーサービス」


 


なんと鉄板焼き用のオープンキッチンでパンケーキ(昔風に言うならホットケーキ🎵)を焼いてくれます♪

しかも~~画像にあるようなトッピングまで各自それぞれに準備されるんですから驚きです!!!

トッピングは、加賀野菜である五郎島金時のクリーム、小豆、バターをはじめ、メイプルシロップ、はちみつまで。

更に大皿に添えられるは酒粕ベースのクリームと、コレがホントにサービスなのか??と言わんばかりの本格的なもの^^

パンケーキは1つがプレーン、もう一つがクルミ入りという手の込んだもので、飲み物はコーヒー紅茶、ジュースなどオーダー自由です♪

熱々のパンケーキで冷えた身体(オープンなので余計に冷えw)にとっても優しいおもてなしでした♪


 


更にこの宿の驚きが・・

・連日AM7時~PM6時までロビーラウンジでHOTドリンク(コーヒー紅茶、お茶など)が無料でフリードリンク!

・PM4時~PM6時までロビーラウンジで「グラスビール+郷土料理べろべろ」のサービス

・貸切風呂が1回無料サービス

・伝統芸能「山中節の夕べ」という山中芸妓衆が舞唄をPM8時45分から30分程度無料で観覧

・AM6時30分からAM9時まで「ところてん」のサービス

などなど・・至れり尽くせりとは当にこのことだろうという程のサービス三昧なのです^^



そんなワケで、何度も温泉に入るほど温泉好きではな~いって方でも、宿にいる時間は飽きることなく翌朝まで過ごせちゃうはず🎵

もちろんteruは温泉さえあれば・・アハハ♪


そんなワケでパンケーキを頂いて~からの温泉へ~ってことで♪

今年76湯目!「吉祥やまなか」さんの温泉♪

 

あれ・・teruはパンケーキを頂いてからノンビリと湯処に来たのですが・・・誰も居ない(笑)

しかも床すら濡れてない?!

結局のところこの宿、サービスが凄すぎてドコかで自制心を持たないと宿の温泉に来る機会がなくなる(爆)ってお話で♪

そんなワケで誰一人居ない大浴場でノンビリと過ごさせてもらうことに♪

がががぁ~~この時点で全く気が付いていなかったことが・・・それは・・・

この温泉、実は「半露天風呂」があったという事実^^;;

それに気が付いたのは夜になってからで、浴場内にドアがあるのには気が付いていたんですが、「ソレはサウナだろ?」と勝手に思い込んでいたんです^^;

実際のサウナは扉を開けたところにある半露天風呂の、さらに奥にあったという・・・あぁ~~~明るい時間の半露天風呂に入り損ねたぁ~~

というのも、この宿の温泉はAM1時30分で男女の入れ替えがある為、暗くなってから存在に気が付いたteruはもう明るい時間の半露天には入ることが叶わなかったってワケ^^;


 


そんな半露天風呂がこちら~ってワケ(夜に行ったときに撮影)ですが、結果的に言ってしまうと・・・「teruはジャグジーは嫌い(笑)」なので、まあ~風景を見損ねたっていうダメージだけで済みましたアハハ♪

ジャグジー嫌いはコレ温泉に限っての話で、teru的には静かな湯面にフワッと上がる湯けむりを観ながらゆっくりと身体を癒すのが好きなワケ。

一方のジャグジーは、コレ常に温泉をかき回している状態になって香りや静かにあがる湯けむりの情緒が楽しめないんですよね~

併せて、大勢でザブ~ンと入るのもまたお湯がかき回されるのを嫌うteruにとっては大問題で、イベントの帰りに皆で温泉に行くなんて時はお断りしているパターンが多いのがこの為なんですね^^;

って、コレがteruだけの特殊な話かというとそうでもなく、温泉好きな方は同じことを思っている方が多いと聞きます^^

そんなワガママな人の為に「貸切温泉が存在する」と思ってますから♪



で!



そんな温泉に対してワガママなteruは、無料サービスを行使してこちらにも足を運びます♪

吉祥やまなかさん貸切風呂🎵

 


まあ~先に言ったように、結局宿にいる間1度も他の方と会わなかったので、全て貸し切り状態だったんですケドね(笑)

この湯船、大人二人が座って入ると丁度良いぐらいのサイズで、足を伸ばしてくつろぐと1人で丁度良いぐらいなもの・・・まあ~teruの身体がデカいとか言うのは置いといてって話ですが(爆)

3か所ある貸切風呂のうち1回だけ借りられるってコトで、雰囲気の良さそうなこちらをお借りしました♪

この岩風呂以外に、檜風呂スタイル、石造りスタイルがあるそうです^^

って、何度温泉に入っているんだ?という問題と、何度スイーツを食べているんだ?という問題の2つにすでに直面していることに気が付くと同時に「こんな旅のスタイル、毎回同じだな♪」と思う自分自身が居たりして(爆)


 


そんな宿の温泉、こちらの温泉は温度的もとても入りやすく40℃より低いんじゃない?ってぐらいの温度ゆえ、何度足を運んだのか?良く解らないぐらい入浴を繰り返しました♪

いやぁ~ホント、こちら山中温泉は初めて来ましたがかなりお気に入りの温泉地になりました♪



さてさてこのペースで書いていて大丈夫か??と思いつつ、次回は宿の夕食などご紹介できればと思いますハイ!

この旅ブログを書きながら、もちろんコレが両親に観られれば「あんただけ贅沢なもの食べて~!」と言われるのは確実なので、お土産で買った食材が週明けに食卓を賑わせたのは言うまでもありませんケドね(笑)

先に土産を食べさせておいて、後で文句を言われないように先に手を打っておいたってワケですアハハ♪

そんな夕食~翌日の旅の模様など、まだまだ旅レポは続きます^^

初来訪なこの山中温泉、しっかりと書き留めておきたいと思ていますハイ♪


(つづく)



今日もめでたし~めでたし~!!


石川県・加賀&金沢の温泉グルメ一人旅に行ってきたレポ♪ (その2)

2016-11-03 07:14:17 | 旅行
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ランチは、山に囲まれたここ山中温泉で、石川県の名物食材である「のどぐろ」「ブリ」を美味しく頂いて大満足♪

山々の木々からの風で癒され、温泉の湯けむりで癒され、食を通して癒される。

そんな旅は「目でも癒される」旅でもあります^^




この山中温泉、その地に有名な渓谷があり、その風景を楽しむこともまた今回の旅の目的でもあります!!


「鶴仙渓」(かくせんけい)を徒歩で歩いて楽しむ🎵


温泉街に沿うように流れる川、そこに掛る「こおろぎ橋」から「黒谷橋」までを鶴仙渓と呼び、自然豊かな風景を魅せてくれます^^

もちろん今宵は秋!

 


まずはこおろぎ橋を渡り、温泉街の対岸にある遊歩道を進みます^^

ちょっとまだ早いかなぁ~と思うも、ソコには秋の色を鮮やかに染める赤色の温かさを見て取ることができます。

秋だねぇ~♪


 


鶴仙渓に沿う遊歩道は、よくあるコンクリートで完全に覆われたものではなく、自然を生かしたもの。

時に歩きにくく、木々の間を抜けるような場所もありながら、それでも危険だと思うところだけを現代の技術で補う。

自然を大切にしている街、それが山中温泉なんだと改めて気が付きます^^


 


天候のせいもあるのでしょうか?水量も多く少し濁りある川の水が木々の間を流れていきます。

君は日本海に向かうのかな?それとも地面に染み込み、山中の温泉としてまた地上に舞い降りるのか?

普段、当たり前のように「川は北から南に流れる」と固定観念のように思う太平洋側に住むteru、頭で解っていてもそれが、南から北に流れる北陸の川を観て、ただそれだけでも感動に浸っている自分がいました。


 


さらに脇から渓谷へ流れ込む自然の水たち。

小さな川、小さな滝から川へ、海へ、地へ。

自然豊かなこの渓谷が、実は日本海から然程離れていない事実にもまた驚き、また感動する。


 


お前はまだ緑なの?早く赤に染まれよと、隣の木々に声を掛けているかのようなせり出した枝葉。

風は冷たく心は温かく。


 

 


本当に1人無言で歩く渓谷の森の道。

いろいろなことを考えながら、今日を、明日を、来年を・・それを「そんな小さなことで悩むなよ!」と自然が語り掛けてくる。

そんな深い森、清らかな水、木々香る風。



と、ちょっとロマンチックに語りたくなるほどの風景を楽しんだのでした♪

ん?!teruっぽくないなぁ~って???

仕方がないなぁ~じゃ、コレで私っぽくなるかな(笑)



「鶴仙渓川床」で舌も満たされる


 


歩いていくと渓谷沿いに「鶴仙渓川床」という、これが10月末までのイベントとして行われているもので、この日程はギリギリ最後の週末だったと思うと、これもまた奇跡!

しかも~~4つある川床の・・おや?1つだけ空いている(笑)

コレはもう「お前が座れよ!」と言わんばかりのシチュエーション🎵

500円で抹茶と茶菓子を頂けるとのことで、「川床ロールケーキ」と「加賀棒茶」を戴きながら風景を楽しむ🎵

ココで、このスイーツが和食の鉄人と言われる道場六三郎が監修しているということを知り、それがなぜなのか?と聞けば、この山中温泉が道場六三郎さんの出身地である事実を初めて知ったteruなのであります^^

スイーツとしてのしっかりとした甘さを感じさせる、昔ながらのような味わいを楽しみながらお茶をすすって一休み~一休み~♪

ほら🎵食べ物が出てくるとteruっぽいでしょ(爆)

※デジタル的な加工をせず、紅葉の画像は撮影時の色をそのまま掲載しています。天候の関係もあり画像の色合いがくすんで見えていますがご了承下さい。実際はもっと華やかな赤が際立つ景色でした♪



 


川床から空を見上げると・・・ジェットコースターのレールか?!と思う程ひねったような形をした橋が目に止まります。

「あやとり橋」

草月流家元の勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトでデザインした橋だそうで、実際に渡ってみると不思議な気分になれます^^

あっ・・ちなみにteruは池坊流で活け花の知識があります(笑)

関係ないな(爆)

本来は、この日宿泊する宿の近くまでこの遊歩道は続くのですが、一度温泉街に戻ってみます。



「芭蕉の館」で歴史にもふれてみる^^


 

芭蕉が山中温泉を訪れ逗留した泉屋に隣接していた「扇屋」の別荘で、広い庭園や庭園を観ながら芭蕉ゆかりの品や「山中漆器」の秀品の数々が展示されています。

 

建物室内の木材部分ほぼ全体に「うるし」が塗られたこの建物は、柱や梁にも歴史を感じさせるもので、深みある色に人の仕事の凄さを感じさせてくれます。

黒光りする板の間は外からの光を反射して鏡のように光っています^^

この柱は何年の歴史を見つめていたんだろう?

この床はどんな著名人が歩いたんだろう?

もちろん展示物も素晴らしく、正直なトコロ・・・松尾芭蕉に特別な興味があったわけではありませんでしたが、展示されている歌や書物などをみているうちに、少し好きになっちゃったかな?って感じですハイ♪

さて、帰りに受付前を通ると「お抹茶300円」の看板が・・(笑)

出入り口前には確かにテーブルと椅子が数人分あって、何人かの方がお抹茶を楽しまれている。

うん!せっかくだから頂いてみようかなあ~

おっ・・少し前に川床でケーキとお茶を頂いたばかりじゃ・・・まあまあ~抹茶だけですから♪


 


なっ!なんとぉ~~

このお抹茶を、入り口のテーブル前ではなく、大きな畳の部屋でも良いですよ~と言われ、座った場所は庭園を眺められる大部屋🎵

その部屋で、1人贅沢にお抹茶を頂きながら贅沢な時間を過ごさせてもらいました^^

この場所で300円なら絶対コスパ高し!!

ちょっとしたお菓子(和風のラムネ菓子のようなもの・・名前解らないお菓子でした^^;)まで頂いて、満足~満腹🎵




秋を感じる渓谷の遊歩道で、目でも癒され秋を感じたひと時。

そんな自然の景色に囲まれながら、道場六三郎さんの故郷と知ってビックリしながら茶菓子を頂き、味覚でも秋を楽しむ^^

歴史ある建物で、松尾芭蕉の歴史に触れながら、濃いめのお抹茶で過ごすひと時。

そんなスローな観光を楽しんで、さてさて歩いたなぁ~

そろそろ・・・次は・・・だよね♪



そんな旅レポはまだまだ続きます♪




今日もめでたし~めでたし~!!



(更新時間が朝になっちゃいまして申し訳ありません^^;)




石川県・加賀&金沢の温泉グルメ一人旅に行ってきたレポ♪ (その1)

2016-11-01 23:21:16 | 旅行
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ハ~イ!久しぶりに温泉旅行に行ってきました♪・・・久しぶり?!だよね?!(笑)


加賀 山中温泉へGO!


 


朝はまだ暗いAM5時30分に自宅を出発^^

東名高速~名神高速で滋賀県に向かい、そこから北陸道で北上して福井県を通過しながら石川県に入るルート。

ん?東海北陸道じゃないの??って話なんですが、石川県でも加賀温泉郷は福井県側に位置する為、東海北陸道を使って富山方向に向かうよりも結果的に近くなると判断した結果です🎵

北陸道に入り琵琶湖を北に向かいながら福井県に向かう道中までは比較的天候もよく、コレは良い旅になりそうだ🎵なんて思っていたんですが・・・


 


途中から厚い雲に覆われたと思ったら、やはり雨に降られてしまいやむなく屋根を閉めてクローズ走行を余儀なくされる事態に^^;;;

日頃の行いが・・・アハハハハは~ぁ・・・

それでも無事に石川県の加賀市にあるこちらに到着しました!!


「加賀温泉郷 山中温泉」です♪


道路標示の気温はナント11℃^^;;メチャ寒いぃぃぃぃ~~~!!

それでも雨降る中、秋を探しに周辺をドライブ^^


 


アレ?雨止んだ?なんてのは間違いで、コレ写真を撮る為に雨が降る中、強引に屋根をオープンにして撮影しただけ(爆)

この時点ではフツーに雨が降っていて撮影後は即座に屋根を閉めたのは言うまでもありません^^;;

ダム湖の畔に、かなり長いつり橋を発見!!

がぁ~~雨でツルツル滑るわ風は強いわで、途中まで渡ってみて結局断念・・・な、こちらの橋を渡っていくと、本来は「富士写ヶ岳」という山へ続く登山口に続くようです。

ふぅ~冷や汗かいたわ^^;;;



というワケで♪


さっそく汗を流そうと、中山温泉にある道の駅「山中温泉ゆけむりけんこう村」へ~~~目的はもちろんコレ!


今年74湯目!ゆけむり健康村「ゆーゆー館」さんです^^

 

 

この温泉施設前の撮影も、もちろん撮影時だけ屋根を開け、撮影後は即座に閉めたパターンで^^;;;

こちら道の駅にある温泉施設で、料金大人500円ナリ^^

泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)ということでpH8.5、表示としては「一部源泉掛け流し」となっていて、恐らく露天風呂側が掛け流しと思われます。

ヌルヌルっとした感じはないのですが、それでも僅かに軟らかさを感じる中山温泉の湯。

なんだろう・・何となく何時までも入っていられるような、そんな気持ち良さを感じる温泉で、30分ぐらい滞在していたでしょうか?

露天風呂が広く、それこそ寒空の下で温泉で4時間走り続けた身体の疲れを癒します^^



で!



温泉で温まった身体をポカポカさせながら外に出てみると・・・?!

なんと!


「雨が止んでるじゃないの🎵」


これぞ日頃の行いが・・・あっ、teruじゃなくて近くにいた誰かのおかげだな(爆)

そんなワケで、最近の旅のあるあるパターンである「天候回復で一気に楽しい旅モード🎵」に突入です♪

それならと、一気にやる気モードになったteruはさっそく観光へ♪


菅原神社「栢野の大杉」(かやののおおすぎ)へ

 


こちら温泉街から2km程離れたところにあるもので、鳥居を潜ってすぐにものすごく巨大な大きな杉の木を目にすることができます。

この大杉、なんと樹齢2300年と言い伝えられる御神木で、幹の周囲11m、高さ54mというビックリサイズなもの。

国の天然記念物にも指定されていて、近年はパワースポットとしても人気なのだそうです^^

もしかしたら、この天候回復は大杉のパワーが舞い降りたのかも知れませんね♪



で!



山中温泉の温泉街へ~♪


 

 


レトロ感漂う街並みは、よく見れば新しい建物も美味く調和したニューモダンな雰囲気の街で、とにかく花や緑が多いことに驚かされます^^

メインストリートである「ゆげ街道」は、街灯こそありますが電信柱が見当たらず、すべて地下に埋め込むことによりこの風情を作り上げていることが、より一層に雰囲気の良さを倍増させているのだと思いますハイ♪

温泉街の中心部には「からくり時計」があったんですが、コレすいません・・タイミングが悪く滞在中に一度もからくりが動く姿を拝見できませんでした^^;;

もっとも、今回もまた基本的に「ノンビリ行こーぜ!」というワケで、無理に時間調整すること無く自然に動き回った結果です^^




で!



AM9時30分に山中温泉に到着、ダム湖に寄りながら温泉を楽しんで、大杉を観てからの温泉街散策ということで、気が付けはもうすぐ12時というあっという間の時間に^^

さてさてランチはどうしましょう???

この時点で、teruの中にはこの2日間の食事のプランが浮かんでいて、まずはその計画を実行すべくお店を探します^^

そんな予定のメニューがあるということで、こちらのお店に伺ってみることに♪


橋立港仲買直営「蟹場」(がんば)さん♪


 


こちら、仲買直営ということで美味しい魚に出会えるかな?なんて思って入店してみました^^

それでも観光地にある飲食店、少なからずteruは疑いの目も無きにしにあらず・・が・・丁度、他の方が注文したであろうブリの刺身に包丁を入れているところで、ソレも観て確信!

うん!ココはイケるかも♪

ちょっと値が張りますが、この店ならば大丈夫と確信したうえで狙うは石川県の名物「のどぐろ」です♪


「のどぐろ干物定食+お造り付」でオーダー🎵


出てきたソレは、予想通りのものでした♪

って、何を基準に良い店と確信したの??ってことなんですが、もちろん仕事もキレイで腕前にも確信を覚えたのですが、このお造りに使われている魚を観た結果の判断だったんですハイ♪


 


ちょっと画像の向きが悪いので解りにくいかも?ですが・・そう、このお造りに使われている「ブリ」は天然物ですね♪

ブリは天然物と養殖物があり、この違いは切り身の状態であっても「色」で簡単に見分けがつきます^^

もちろん脂の乗りが良い養殖が美味いという方も多数いらっしゃいますので、天然物を使っていることが良いというのは賛否両論ってところでしょうけど、とにかくこちらの魚、とっても綺麗なんです!

そしてその仕事がまた丁寧で抜かりがない。

そんな天然物をキレイな仕事で提供しているならば、高級魚の「のどぐろ」を注文してもハズレは無いだろうと判断したってワケですハイ♪

その予想は的中!この"のどぐろ"は間違いなく国産のもので、それは日本海で上ったものと確信!

「のどぐろ」って太平洋側の地域で言ってしまえば「赤むつ」なワケですが、石川県近郊の日本海のものは脂の乗りが全く違います!!

全く臭味のない身は、とってもジューシーに焼きあがっていて、甘みも十分♪

サイズもなかなかのもので、ちょっと比べるものがないので解りにくいですが、添えられたレモンと比べれば大きさがお判り頂けるかな?ってトコロですハイ^^

コレは焼き加減といい、素材の良さといい本当に美味い!!

お造りは「天然ブリ」「甘エビ」、手前の白身は「マトウ鯛」ですね!

マトウ鯛は、タイという名前こそついていますが、見た目はカワハギなんかに似てると言った方が解りやすいかな??

興味ある方はググってみてね🎵

魚は寝かしもよく、甘みを感じるもので、コレならセットではなく単品でお造りを注文しても良かったかも?と思わせるものでした^^

ソコは石川県とはいえ、山中温泉は山の中にある温泉地ゆえ、こんな美味い魚に有り付けるなんて予想外でした♪




いやぁ~温泉からの石川グルメまで♪

しっかり観光もしながら、ノンビリと言いながら意外とフットワーク良く歩き回って散策している自分がいました♪

ランチを楽しんで、さてさてその後は???

そんな午後の旅レポートは、まだまだ続きますハイ♪



今日もめでたし~めでたし~!!