台湾偏愛日記~台湾の団地に行きたい~

台湾の団地マニア・tamazoの台湾見聞記。眷村と日式建築と市場と台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好きです。

台南は良い鉄窓花が多すぎて足が進まない~

2020-10-07 03:07:23 | 鉄窓花

台湾訪問の楽しみの一つが、民家やビルの窓に取り付けられた鉄窓花(面格子)だという方は多いと思います。

台湾に素敵な面格子が沢山あると私に気づかせてくれたのは、2012年に出版された「もっと!台湾のたびしおり」(ワニブックス刊:ayaco著)。
その裏表紙に散りばめられていたのが、さまざまにデザインされた面格子でした。そして2018年「台湾レトロ建築案内」(エクスナレッジ刊:老屋顔著)が日本でも刊行され、面格子が台湾では”鉄窓花”と呼ばれていることを知りました。

1920年代に日本から伝わった鉄窓花は、1970年代に最盛期を迎えました。
鉄窓花は、職人の手作業で個々の住宅に合わせてオーダーメイドで製作されました。
素材は加工と着色が容易なカーボンスチールでしたが、錆びやすく定期的なメンテナンスが必要だったことから、錆びないステンレスの普及で廃れつつあります。
しかし今でも古い家屋やビルを注意深く見れば、たくさんの鉄窓花が残っています。

いままで行った街で鉄窓花が多かったのは、苗栗と高雄と台南です。築40~50年の民家やビルが残る地域を探すのがいいです。となると、建て替えが激しい台北や、台中の中心地では見つけにくくなります。

台南は駅前の東側に広がる迷路のような旧市街に行くと、無限に見つけることができます。

日本人なら嬉しくなる富士山。

シンプルな幾何学模様も。

上もセットで見ないといけないので忙しい。

変わった模様もあります。

私が集めている花模様も、大量に捕獲。

キリがないのでこのぐらいにしておきます。

あまりにも写真がたまってきたので、今年中に鉄窓花で一冊作ることにしました。



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