台湾偏愛日記~台湾の団地に行きたい~

台湾の団地マニア・tamazoの台湾見聞記。眷村と日式建築と市場と台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好きです。

高雄の歴史的建築に泊まろう①ファンダイキ ゲスト ハウス (眷待期休憩所)

2020-11-15 15:58:09 | 台湾のお勧めホテル

高雄の左営区と鳳山区には今でも大規模に日本統治時代の軍宿舎が残っています。
これらは築百年の歴史的建築ではありますが、単に保存して見学だけする施設にするのではなく、民間に貸し出して活用しながら保存する方針だそうです。色々制約があって、レストランや何かの販売店にするのは駄目だそうですが、工房や事業所や宿泊施設にするのはOKだそうです。

私の泊まった「眷待期休憩所」は黄埔新村という、中華民國陸軍軍官學校に隣接した立地でした。以前は陸軍の家族が住んでいたようで軍の管理下にありますが、半分くらいは未整備の廃墟・半分くらいは高雄市政府の事業として民間での活用が進んでいます。

オーナーは30歳前後の若夫婦で、とても親切です。英語は苦手のようでしたが、行きたいところや興味のあることをちょっと話しただけで、メールでたくさん情報をくれました。
オーナーは朝来て掃除などして、チェックインの客が揃ったら自宅に帰ってしまうので、旅慣れた人だとちょうどいい感じだと思います。

敷地内には母屋と離れがあって、母屋に1組、離れに2組宿泊することができ、個室なのでプライバシーも保たれ、一人旅でも安心です。私は離れの一室を貸してもらえました。
インテリアはちょっと昭和レトロのような感じで、古い日式宿舎の持ち味を生かしたセンスでとても感じが良かったです。これは母屋。↓

お土産コーナーでは、隣のネットショップ「SOHO工房」の商品も購入できます。

これは私の泊まった離れです。↓ 一枚目は左右にある宿泊部屋の真ん中の共有スペース。二枚目は離れの外壁。

タオルは宿の名前入りで特注品です。「眠豆腐」というブランド名がかわいいです。

宿泊すると、玄関の鍵と個室の鍵の2つを渡してもらえるので、何時に出て何時に帰っても自由です。また、自転車も一人一台貸してもらえます。
朝食も夕食もつかないので各自で準備することになるので私は以前ご紹介した超ローカルな伝的市場(鳳山第一公有零售市場)に行きました。
旅慣れた人に泊まっていただきたい素晴らしい宿でした!
是非2泊以上でのんびりどうぞ。


◆ファンダイキ ゲスト ハウス (眷待期休憩所)
 高雄市鳳山區東三巷102號(黄埔新村)
 予約はbooking.comから可能。日本人の宿泊が初めてで不慣れだったようで内金を要求されましたが、booking.comは内金不要なシステムなので、最終的には無しでいけました。



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