宿の話を聞くのもするのも大好きです。
一か月ほど前に「台南の宿にハズレ無し!!みんな台南の古民家ホテルに泊まるべき。」というタイトルでちょっとこの宿に触れましたが、ちゃんと紹介できていないので再度取り上げます。
宿の名前は「想起旅社生活工作室(シンキングホームステイ)」で、台南の宮後街というところにあります。街路の一本隣は有名な美食街の国華街で、立地は抜群です。
入口はカフェっぽいのですが、現在はカフェ営業はしておらず、日本の薬看板が大量に飾ってあり驚きました。オーナーのコレクションかと思いましたが、どうやら日本人(医療関係?)の所有していた家だったようなので、それと関係があるのかも。
3階建ての個人宅をリノベーションしていて、一階はシングルルーム2部屋。上階は2人以上収容の部屋がいくつかあります。
ここは中庭で、左側に共用のトイレとバスルームとシングルルームが一室。正面のピンクの草履が置かれているのが私が泊まったシングルルームです。
二階の共有スペースのお茶(奉茶)とお菓子(老舗のお菓子3種)は食べ放題です!近くの老舗菓子店のものを取り揃えているそう。お茶は奉茶のティーバックが用意されていました。
三階に上がる階段もレトロでいい感じです。
お風呂が超かわいいタイル張りです。本でも読む用でしょうか?浴槽に板が渡してありました。
私の泊まった部屋。ドアもレトロで雰囲気があります。
中は細長い板張りワンルーム。ふかふかのお布団でした。
お布団側から見たところ。こっちは普通のアパートっぽく見えます。ちゃんとテレビとエアコンがあります。
スタバの紙袋は、お土産を渡したらお返しと言ってお菓子をくれたものです。
お布団側の壁がオシャレ壁紙かと思ったら、わざとむき出しにしたコンクリートでした。
ちゃんとbooking.comに掲載されていて、私はシングルルームで共用バスルームだったので5000円以下で泊まれました。
チェックイン後は玄関と部屋のカギをもらえるので出入り自由です。共有リビングも無いので、普通のホテルよりもマイペースで動けます。ホテルでの出会いとか触れ合いを求めていない私のような人間にはとても心地の良いホテルでした。同好の士には激しくおすすめです。
また、リノベーションも元の持ち味を生かしていて変にきれいにしすぎていないのが好感度高いです。二階のシングルルームの造りが面白いとか、上の大きい部屋はワンフロア貸し切り状態だとか口コミに書いてあったので、違う部屋にも泊まってみたいです。
ちなみに私が行った時に応対してくれた男性(オーナー?)は日本語ができなかったのですが奥さんはできるそうです。
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