癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

小売業の戦略

2009-01-07 22:44:29 | 経営
みなさんこんばんは。

関東地方は、朝晩ともに冷え込みが厳しくなり、やっと冬らしさが
出てきたようです。みなさんのお住まいは、どうですか?

さて、最近タイトルにある「爆笑」と「商売繁盛記」につき、あまり
書いていないので、少しずつ書いていこうと思います。
(実はそんな話を、各方面からチラホラ・・・

「爆笑」は、かなりゆるく書こうと思っているので土日や祝日を中心に、
「商売繁盛記」は平日を中心にしたいと思います。なので、適度に
期待をしてください

それぞれにギャップがあるので、その差を楽しんでもらえると、非常に
ありがたいです。

さて、今日はビジネスの話です。イオンの7年ぶりの赤字についてです。

イオン7年ぶり赤字も 業績見通し下方修正(共同通信) - goo ニュース

これは、サブプライムローンの破綻を発端とした、景気悪化がその主要因
ですが、実は、小売業の本質的な限界も、浮かび上がっていると思います。

基本的に、小売というのは、「その店でしか買えない」という付加価値が
あれば、利益率の良い商品を販売することができ、必要な店として、繁盛
していくことが多いのです。

ただ、ほとんどの小売は、ありきたりのものを仕入れ、売っていますので、
その付加価値は、「価格」「品揃え」「立地」「利便性」などに
頼らざるを得ません。

つまり、どの企業も似たり寄ったりの戦略となるため、競合店との競争
となり、資金力のある企業が生き残るのです。

また、どの付加価値に重きを置くかによって、その戦う相手が変わる
のですが、勝利をおさめると、今度は販売地域を広げていくことに、
なるわけです。

段階としては、町内⇒市⇒県⇒地方⇒日本⇒アジア(世界)と広げると
いうのが、基本的な戦略になります。

ただ、日本は人口減少に転じていますから、日本での拡大戦略は、店舗数
を増やすということでは、行き詰るわけです。

そんなときは、品揃えだったり、違う分野のものを販売したりして、拡大を
はかることになります。

それさえも、実行済みの企業は、何をするかと言うと、海外へ目を向ける
という段取りになるわけです。

イオンは、そういう意味でも、景気悪化が引き金であったとは言え、
小売業の本質を追及しつくした上での、赤字転落ですから、これを
回復するのは、ハードルが高いと思います。

海外での展開は、日本とは違う文化を理解した上で、現地の人を
マネジメントしなければなりませんから、同じくハードルが高いと
言えるでしょう。

とにかくお手並み拝見、楽しみです。

私の主観、かつ、途中を省略しているので、乱暴な小売業分析と
なっていますが、エッセンスはお伝えできたと思います。

堅い話はいかがでしたか?反応を見て、短文で平易な文章へと調整
していきたいと思いますので、よろしくお願いします。






そうすると、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする