癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

懲りない面々

2009-01-12 22:06:59 | 税金・会計
みなさん、こんばんは。

関東地方は、一瞬ですが雪が散らついたようです。
まさに、一年で一番寒い時期に突入です。暖かくして、風邪など引かぬ
よう、がんばりましょう。

さて、今日は「懲りない面々」ということで、脱税のニュースについて
書きます。

WSV小倉優子らの元所属事務所が脱税

手口としては、
<移籍金の支払>
①タレントの移籍(親会社の期末間近) 親会社⇒A子会社(移籍金の支払) 
②タレントの移籍(A子会社の期末間近)A子会社⇒B子会社(移籍金の支払)
③タレントの移籍(B子会社の期末間近)B子会社⇒親会社(移籍金の支払)

※1親会社、A,B子会社の決算期は違う
※2A,B子会社は、グループ会社であり、かつ、実態がない

<家事費の付け替え>
社長の個人的な旅行代金を、経費として計上

<出張旅費の水増し>
出張旅費の水増し(宿泊費や出張回数?)

というのが、主なものだそうです。
平成16年~18年の3年間で11億円の所得をごまかし、法人税3億4,000万円を
脱税したそうです。

タレント稼業は水物なので、収入が安定しないという側面があるから、
これを留保しようとしたのでしょう。それと、儲かってくると、目の色が
変わり、お金に執着して、なんとか税金をごまかして、散在したのだと
思われます。

こんなことをしていると、やはり国税も黙っていません。程度問題と
いう話もあるでしょうが、法令違反にかわりはありません。

脱税の誘惑に駆られたときは、創業時に立ち返り、会社のビジョンに
焦点をあてましょう。そうすれば、こんなことにならなかった
と思います。

また、この程度の利益ならば、レバレッジドリースを使って節税を
することも可能だったのではないかと思います。残念ながら、
そのようなアドバイスを受けられなかったか、聞く耳を持たなかった
のでしょう。

税金は、合法的な節税をすべきですが、脱税はいけません。納税は、
気持ちよく納めて、手元資金を増やすことが、企業も個人も一番
ではないでしょうか。

みなさんは、どう思われますか?
コメント
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