☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

シオシオはかせ、再び♪

2021年01月04日 16時22分22秒 | グルメ情報
僕は、名前が塩塚というくらいで「塩」に関してはかなりのこだわりがあり、以前にも「ヒマラヤ岩塩」「ゲランドの塩」「カマルグの塩」「クレイジーソルト」などの魅力や違いなどをブログ・SNSに書いています。
最近も、旨いお塩の情報をゲットしていくつか試してみたのでレポします。そう、久しぶりに「シオシオはかせ」の登場です。

まず、お塩の味を的確かつ手っ取り早くテイスティングする方法を、突き止めました♪
お塩を指先につけてそのまま舐めても、味が濃すぎて正しい評価ができない、とよく言われます。お料理に使い、加熱処理された状態で本当の比較ができるのですが、これは面倒ですね。ならば、お湯で溶いて、濃さをだいたい均等にしてちょっとずつテイスティング、これがベストです。こんな感じ。



この方法だと本当にそれぞれの個性がよく分かります。
では早速、左から順にご紹介しましょう。

◆ゲランドの塩
これは何度もブログやSNSで紹介している僕のお気に入り。フランス西海岸のゲランド塩田で生産される海塩です。
海塩なのでミネラル分が豊富で、まろやかさ、甘み、旨味のあるお塩です。塩分濃度は94%。しかし、他の海塩とは残りの6%の中身が違うようで、他の塩とは明らかに違う個性があります。色は、茶色みを帯びた灰色。そして味は、何か強力なダシの効いた、複雑な旨味とコクがあります。
お肉、特に豚肉との相性はバツグン。魚も、海塩ですから当然バッチリ。卵も、グー。そして、自家製パン、これがダントツのうまさです。ハーブやオニオンなどを使っているわけではないのに、何かいーい風味があり、お店で出てくるパンのようです。

◆ヒマラヤ岩塩
世界各地に岩塩あれど、これはピンク色に輝く岩塩のエース。今日紹介する他の三つはみな海塩で、明らかに個性が異なります。
塩分は98%以上なので、しょっぱさにはキレとパンチがあります。ミネラル分は海塩より少ないですが、旨味・甘味・酸味が感じられます。
肉も魚も卵もパンも、みんな美味しいですが、特に肉、とりわけ牛肉には相性がいいですねえ。しかも、ちょっと粗挽きの方がまろやかな味わいでおいしい。ピンク色は鉄分に由来していますが、これがフルーティーな酸味を醸し出して、舌をキュッと絞るような感覚があり、お肉がますますおいしくなります。

以下のふたつは、最近デビューしたお塩になります。

◆クリスマス島の海の塩
クリスマス島はハワイから南に2,000km、どの大陸からも離れたキリバス共和国の島。世界で最もきれいでミネラルが豊富な海水を3ヶ月かけて天日干ししたピュアな海塩です。
塩分92.4%で、カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分などのミネラル分が豊富ですが、特に、甘味に直結するカルシウム濃度が高く、苦みに直結するマグネシウムの濃度が低いため、とてもまろやかで甘いお塩です。肉・魚・卵どれも美味しくしてくれます。
ただ、ゲランドの塩と比べると、個性や風味に欠けるかな。でも逆に言えば、ゲランドの塩は甘味とまろやかさではこの塩に負けます。同じ海塩でも別種の塩ですね。

◆ぬちまーす
沖縄産の大変有名な海塩。プロも絶賛していて、一度味わってみたいと思い購入しました。
特殊な製法で海水をそのまま乾燥してさらっさらのパウダー状に仕上げています。
塩分濃度は驚きの73%。ミネラル分がたっぷりで、奥深い味わいがあります。ただ、苦みに通ずるマグネシウムの濃度がダントツで高いので、正直苦みがあります。この苦みをおいしさの要素とするか、デメリットとするかが分かれ道。充分加熱すれば苦みはあまり感じられなくなるそうなので、炒め物などにはいいみたいです。ただ、僕の感覚では、お肉のソテーとの相性はいまひとつ。お魚にはかなり合います。日本の塩なので、和食との相性がいいですね。
このお塩はまだ研究の余地がかなりあるので、今後もいろいろ試してみようと思います。

というわけで、シオシオはかせでした。またお会いしましょう!(^^)!
コメント
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