☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

僕的「ポール・マッカートニーの作品ベスト10」

2021年01月18日 12時51分11秒 | 好きなアーティスト


12/9に、僕的「ジョン・レノン作品ベスト10」という記事を書きましたが、見ていただきありがとうございました。ちなみにそのランキングは
1、A Hard Day’s Night
2、You Can’t Do That
3、Norwegian Wood
4、Girl
5、Help!!
6、You’re Gonna Lose That Girl恋のアドバイス
7、Lucy In The Sky With Diamonds
8、If I Fell 恋に落ちたら
9、I’ll Be Back
10、Day Tripper
次点/Please Please Me
というものでした。あなたの好きなジョンの曲はありましたか。

ビートルズのもう一人のグレイトな作曲家ポールのことも大好きなので、今日はポールの作品ベスト10を書きますね。
あくまで僕の趣味・感覚でのチョイスですので、よろしくです。

1、I Saw Her Standing There
1stアルバムのトップを飾ったカッコいいロック曲で、無数のアーティストにカバーされる傑作。7thの調性でスタートしたのち9小節目に突如通常長調のメロディに変化するところが最大のミソ。この「調性の行き来」は、ジョンの作品にも頻繁に登場し、ジョンとポール共有の個性となった。
2、All My Loving
初期ビートルズのポールの作品では群を抜いてよく出来たポップソング。ジョンも高く評価していたとか。イントロがなくいきなり歌で始まるという手法をしばしば駆使したビートルズだが、Help!!とともに代表曲と言える。そしてジョンの3連リズムギターはミラクルだ。
3、Let It Be
これは入れないわけにはいかない。歌詞も素晴らしい、名曲中の名曲。シングルとアルバムではミックスとギターソロが異なるが、僕はシングルバージョンが好き。
4、When I’m 64
ポールはこういったラグタイム調な曲を好んでおり、「ハニーパイ」の間奏中には「僕はこの手の音楽がだーい好き♪」と歌い込んでいる。彼が16歳時の作品。いやー、楽しいね。
5、Get Back
ポールの書いたロックの中でも極限にシンプルで カッコいい曲。メロディは二つしかない。ジョンのリードギター、ビリー・プレストンのエレピもカッコいい。
6、Back In The USSR
チャック・ベリーの「バック・イン・ザ・U.S.A.」のパロディだが、曲自体はパクリでなくオリジナリティあふれる傑作ロック。アレンジや効果音も凝ってて、完成度が高いなー。
7、Your Mother Should Know
正直、ポールの作品で僕がいっっちばん、好きな曲。マジカル・ミステリー・ツアーの中で歌われた。傑作ではないかもしれないし、後世に歌い継がれる曲ではないかもしれない。でも、ハマるんだなー。間奏のハモンドオルガン(ジョンが弾いている)がいいんだよね。
8、Hey Jude
この曲も入れないわけにはいきませんね。名曲。これもイントロありません。
9、Drive My Car
ずっと、ジョンとポールの共作と位置付けられていたが、現在ではポールのほぼ単独作と分類されている曲。イントロ、リフ、2声・3声コーラス、ギターソロ、すべてがカッコいい。メロディをあまり動かさず曲を構成するという手法は元々ジョンの得意技だったが、この曲や「Sgt.Pepper’s」といった曲でポールもこの手法で作曲している。
10、Yesterday
正直言うと、この曲はあまり好きじゃないんだけど、これも絶対外せない。ジョージ・マーティンさんの提案で弦楽四重奏がオーバーダブされているのも、ロックバンドの曲としては画期的。
次点/And I Love Her
美しい曲ですが、冒頭のI give her all my loveの、all my loveのメロディが、スゴいと思う。9thのメロディから切り込んでくる。

他にポールの好きな曲をいくつか挙げると、
「Getting Better」傑作じゃないことは百も承知だけど好き。
「Can’t Buy Me Love」山本リンダの「どうにもとまらない」の原曲と言われている♪
「Here,There And Everywhere」「Hold Me Tight」「With A Little Help」など。

ビートルズ以降の作品については、ファンの方には申し訳ないけれど、残念ながらいいメロディの曲は少ないと思います。好きな曲を何曲か挙げるなら、
「Maybe I’m Amazed」「Another Day」「Junk」「My Love」かな。時期的にはビートルズ時代に既に書かれているものがほとんどだ。
メリー・ホプキンに書き贈った「Goodbye」(1969年)は、メチャクチャいい曲ですね。
コメント (4)
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