小林・岸本氏ら参加へ
原水爆禁止世界大会実行委員会は4日、被爆地広島、長崎で8月に開かれる原水爆禁止2023年世界大会に、慶応大学名誉教授で弁護士の小林節さん、東京都杉並区長の岸本聡子さん、オール沖縄を代表し赤嶺政賢さん(衆院議員、沖縄1区)、広島大学名誉教授の田村和之さんが参加すると発表しました。
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小林さんは8月7日の世界大会・長崎開会総会に登壇します。「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」共同よびかけ人となるにあたり「世界が核武装国によるパワー・ポリティクスに支配されている『現実』の中で、非核による平和という『理想』を語れる唯一の大国・日本こそ核兵器廃絶の先頭に立つ資格と責任があるはずだ」とメッセージを寄せています。
岸本さんは今年の3・1ビキニデーに参加し、杉並が原水爆禁止署名運動発祥の地として、核兵器のない世界の実現を発信する責任があると強調。市民自治を地域からつくり、平和憲法を守ることを対話や話し合いでつくっていきたいとのべました。
赤嶺さんは8月9日のナガサキデー集会(閉会総会)に参加します。岸田政権による戦争準備の危険な動きに抗した、県民ぐるみのオール沖縄のたたかいを報告します。
田村さんは8月4日の国際会議に参加します。1980年代から被爆者援護行政を研究し、広島「黒い雨」訴訟や在外被爆者訴訟にもかかわりました。被爆者の救済・援護の到達点と今後の課題―「黒い雨」訴訟判決をふまえて発言します。
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