広島 外国人観光客 相次ぎ署名
原爆ドーム前 被爆者7団体
広島の被爆者7団体は22日昼、広島市の原爆ドームそばの被爆建物、元大正屋呉服店(現・レストハウス)前で「日本政府は核兵器禁止条約に参加を!」と書かれた横断幕を掲げ、条約の署名・批准を求める署名への協力を呼びかけました。うだるような暑さの中、被爆者ら10人が参加。わずか15分で国内外から67人分の署名が寄せられました。
広島被爆者団体連絡会議の田中聡司事務局長はG7広島サミットで発表した核抑止に固執した「広島ビジョン」はもちろん、バイデン米大統領の随行者が「核のフットボール」と呼ばれるかばんを持って広島入りしたことに抗議の声をあげ、県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長も核抑止ではなく、核兵器廃絶こそが「ヒロシマの心だ」と力を込めました。
「核兵器はなくすべき」だと語りサインした核保有国の米、仏の外国人観光客をはじめ、諸外国からの署名が相次ぎました。
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