沖縄 デニー知事が所信表明
![]() (写真)所信表明をする玉城デニー知事=12日、沖縄県議会 |
沖縄県の玉城デニー知事は12日、県議会定例会の開会にあたって所信表明を行いました。戦後80年の今年、沖縄戦などの犠牲者を追悼するとともに、「復帰50年に策定した『平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書』に込めた平和の願いをかなえられるよう全力で取り組んでいく」と述べました。
デニー知事は、戦後80周年平和祈念事業を実施すると表明。戦争が続く世界情勢にふれ、「平和的な外交・対話を通じた緊張緩和と信頼醸成がこれまで以上に必要」と述べ、県独自の地域外交を進めると強調しました。
日米両政府が強行する名護市辺野古の米軍新基地建設については、軟弱地盤の難工事で完成まで約12年かかるとされ、工期延長も懸念されると指摘。普天間基地(宜野湾市)の一日も早い危険性の除去にはつながらないとして、「県民が示してきた新基地建設反対の思いを実現するため、全力で取り組んでいく」と語りました。
デニー知事は、中学校給食費の無償化に向けた補助金などを新たに盛り込む2025年度予算を提案。ところが、「ワシントン事務所」費用の削除を求める野党の自民・公明が予算案そのものを差し返す「動議」を出し、賛成多数で可決しました。日本共産党などの与党は、地方自治法に定められた知事の提案権を侵害する暴挙と批判しました。
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