東京
核兵器禁止条約が国連で採択されてから6年を迎えた7日、同条約採択を記念する行動やイベントが各地で行われました。
東京では、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)と東京の被爆者団体(東友会)のメンバーが新宿駅前で、日本政府に核兵器禁止条約の参加を求める署名を呼びかけました。
被爆者の2人がそれぞれ被爆体験を語り、「生きているうちに核廃絶の筋道をつけたい」と述べ、署名を呼びかけました。
日本原水協の安井正和事務局長は「人類を何度も絶滅させることができる核兵器を“安全保障”というのはばかげている。唯一の戦争被爆国・日本は速やかに禁止条約に入り、世界をリードするべきだ」と訴えました。
「被爆者の訴えに署名しなきゃいけないと思い、通り過ぎたけど戻ってきました」と署名した東京都あきる野市在住の青年(28)。「怖い思いをされたんだと思いました。核兵器はなくした方がいい」と語りました。
東京の男子大学生は「日本政府の安全保障政策は米国追随です。核兵器に対しても消極的な姿勢で、もっと厳しい姿勢で臨んでほしい」と話し、署名しました。
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