会計責任者聴取で田村貴昭氏
自民党裏金事件で旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏に対する参考人聴取について20日、衆院予算委員会の自民党と立憲民主党の筆頭理事間で協議が行われましたが、自民が聴取日時・場所の非公表、質問者制限などに固執したため、新たな日程は決まりませんでした。
同日午前に行われた筆頭理事間協議で立民の山井和則理事は松本氏の聴取について、議事録作成、質問者や質問内容を制限しないこととともに聴取後に集中審議を行うことなどを要求。これに対して、自民は聴取日時・場所の秘匿や質問者制限などに固執したまま、26日に予算委の分科会を行うよう要求。その上、分科会の日程を決めなければ、松本氏の聴取日程について応じることは難しいなどと主張しました。
安住淳予算委員長は同日の理事会で筆頭間協議の継続を求め、一般質疑を行うとしました。
日本共産党の田村貴昭議員は理事会終了後、「自民の主張は度を越している。国会が議決した参考人聴取の質疑者を制限し、日時さえ秘匿せよというのは裏金の真相をひた隠しにするものだ。不当な条件を撤回しないなら、証人喚問に切り替えるしかない」と強調しました。
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