松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

子どもがこける

2007-11-15 21:06:42 | current affairs
何やら赤面してしまうほど書くのが久しぶりでして。

「子どもがこける」という光景を
特に僕の場合、アルバイト柄週末によく見かけるのですが

その時に泣く子と泣かない子に当然別れてくるのです。
そのそれぞれをリサーチし統計をとったのですが
結果としては

傾向とかそんなものは導き出されなかったのです。というのは…
まだ小さい子は泣いて、ある程度成長した大きい子は泣かない、という
生半可な原則(比例)のようなものはなく
まだ小さい子が我慢している傍で、年上の大きな子が号泣しているという

いわば『地獄絵図』と呼びましょうか
それらを悉く見守っているこちらとしては
実に忍び難い光景なのです。
その偲び難きを忍いだ僕は
顔を上げ、直面している次の問題に立ち向かって行ったのでした。

『転んで泣く原因は?』と疑問に思った
しかしその次の瞬間には、もう…
答えが出ていたのです。
『痛さ』を否定しつつ、出した僕の答えというのは 『ショック』 です。

衝撃、インパクトとでも訳せましょうか。
僕たち私たちが遠い昔、沈む陽のお陰でまだ何とか明るい校庭、いや、原っぱでもいい
駆けて駆けて、そして転んで、泣いたという懐かしい牧歌的な風景。

泣いてもいいんです。
泣かなきゃやってらんない衝撃が、そこで襲ってきたんですもの。

そう、あれは『痛さ』じゃなかったのです『ショック』だったんですね。

大人になって最近ではまったく『こける』だとか『転ぶ』といった経験は
無いに等しくなってしまったのですが

今だって自分がもし転んだら
恐怖に似たあまりのショック・衝撃できっと泣きたくなるんだろうなと想像できる。
たとえ、そこで泣いても、それは子どもって事じゃきっとないと思う。

大人だって泣いてもいいと思う。
もちろん子どもだって…。

だって、こけた時のショックって本当にキツいんだもの。

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