松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

悲観的だわ、最後。また話します。

2006-01-09 09:58:35 | current affairs
もう9日前のことになろうか。年がまた重なった。

年が進むにつれ、我々は大切なモノ(人)を次々と失いつつあるのである。
お気づきか?

戦争体験者である。
戦争がどういうものかを感じ、認識できる年が
まぁ大体5,6歳として

その年で終戦を迎えた人は65歳以上の人々になる。
いつかは、あの大戦を体験をし、語ることができる人がひとりもいなくなる。
実際に経験をした人の談ほど説得力のあるものはない。
説得力を持つ体験談が、これからどんどん少なくなっていく。のであろう。

祖母の終戦時の話を何度聞かされたことか。
聞いていると「嘘であろう」と思ってしまう。
しかし!!
経験をこれっぽっちもしていない只の現代っ子が何を以って否定できようか。
絶対に出来ないのである。

我々戦争を肌身に感じたことの無い世代の者は
「戦争は怖い。戦争はイケナイコト。」と頭で理解しているに過ぎないのである。
今、日本には改憲という大きな流れがある。
世界全体が戦争に向かっている。様にみえるのだが…。

さて、私は何が言いたいのであろうか?
別に「我々は戦争を一回は体験すべき」となど言ってない。
でもなぁ…

なぁんか、違うんだよな…まず寂しいですね。戦争体験された方々がこれから少なくなっていくのは。
50年後。国民の99.999%ぐらいは戦争を知らないままで、戦争反対を叫んで…その時だろうな。

自分達の主張に虚無を感じ…戦争を始めたりするのは。それとも、もう既に始めてるかもな…。


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1 コメント

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Unknown (16)
2006-01-29 02:05:11
Peace and democracy do not come from the barrel of a gun.(平和も、民主主義も、銃口からは生まれない。)

私の好きな名言です
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