Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

日テレG+のNFL中継がネットで見られる!ポストシーズンまでなら1078円

2020年12月13日 10時14分13秒 | Game Pass

先週配信されたNFLJapanの『NFL on 日テレジータス』がオンラインサービス開始、ブロンコス対チーフス戦をライブ配信という記事を見ていたのですが、日テレG+と契約している筆者にはあまり関係ない話だと思って黙殺していました。

ところが、日本時間で11日金曜日午前のWeek14のNE@LARがなぜかうまく録画できていない。楽しみにしていたゲームなので、この際、このオンラインサービスがどんなものか調べてみました。

実際のサービス名は有料サービスの『日テレジータスオンデマンドNFL Powered by Elevensports』です。NFLJapanの記事によるとレギュラーシーズンは以下の試合を予定しているそうです(公式ページにはWeek15まで明記してありますが、Week16のTEN@GBは今のところ書いてありませんのでご注意ください)。

配信日 配信開始時刻 試合
13 12月7日(月) 10時15分 ブロンコス@チーフス
14 12月11日(金) 10時15分 ペイトリオッツ@ラムズ
14 12月14日(月) 10時15分 スティーラーズ@ビルズ
15 12月18日(金) 10時15分 チャージャーズ@レイダース
15 12月21日(月) 10時15分 49ers@カウボーイズ
16 12月28日(月) 未定 未定
16 12月28日(月) 10時15分 タイタンズ@パッカーズ
17 1月4日(月) 未定 未定

つまりこのサービスは、各週に日テレG+が中継する2試合(Week17は1試合?)をCSだけでなくインターネットでも視聴できるということです。しかも日テレG+の録画を失敗しても、見逃し配信で視聴できます(ただいつまで見逃し配信ができるかは明記されていません)。

筆者はNFL GamePassに契約しているので現地中継で見逃し視聴はできるのですが、日本語で(しかもこの試合は、有馬隼人さんの解説で近藤祐司さんのMC!)見られるなら契約してもいいかなあと考えました。まあ、このブログを書くネタにもなるし。 気になる料金はというと、以下の通りです。

チケット 概要 料金
NFL2020レギュラーシーズン 2020年レギュラーシーズンのNFLに
関する動画を視聴可能
495円(税込み)
NFL2020レギュラーシーズン+
ポストシーズン
2020年レギュラーシーズンとポストシーズンの
NFLに関する動画を視聴可能
1078円(税込み)

ということなので、レギュラーシーズンの495円を支払って契約することにしました。ポストシーズンはG+とNHKの両方で日本語中継があるから、生中継はNFL Game Passもあるし、テレビの録画を失敗しなければ不要かなと考えました。

実際の動画を見た感触ですが、日テレG+の中継がそのままインターネット動画で見られます。画質は自宅のインターネット環境に依存しますが(筆者の場合はたまに品質が落ちることもあります)、普通に観られます。

見逃し配信では、松木里菜さんでおなじみの某社をはじめとしたCMは権利の関係もあって抜いているようですが、インターバルに入っている前週試合の振り返りは残しています(オンデマンドのときはどうなるかは分かりません)。これなら筆者はテレビのあるリビングルームに行かなくても、日テレG+が中継している限りは、オンデマンドの中継を自室で日本語で見られることになります。

視聴した印象をいうと、日本語の中継は必要なところだけつまんで観られるので(筆者の英語力では英語中継は聞き流すことはできません)とても快適です。このブログもNE@LARの試合を自室からサブ画面で見ながら、パソコンで執筆しています。

実は筆者がアクセスした直後は、NE@LARの試合がうまく表示されませんでした(Week13のDEN@KCは視聴できたのですが)。困った筆者がメールで連絡したところ、サポート担当がしっかりした対応をしてれて、おかげで問題なく視聴できるようになりました。

たかが500円弱の支払額なのにここまでしてくれるとは感激しました。いや、ほかの動画サービスをくさすという意味ではありませんよ。念のため。

あとは、オンデマンド放送のときのリアルタイムの時差が気になるところです。というのもNFL GamePassではご存じのように数分のタイムラグ(実際のプレイよりも数分遅れる)があります。このため、得点が入ったときにTwitterなどを経由して速報が先に入るなんて気まずい事故に遭遇する場合があります(特に団体で試合観戦をしている場合など)。

このあたりは月曜日の朝に予定されているPIT@BUF(これは先ほどの記事にも書いた好カード)を見て確認しようと思います。その視聴結果は別途報告します。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス

Week14のFirst Round Byeをめぐる攻防、PITとKCはどうなる、NOとGBは?

2020年12月13日 09時03分03秒 | NFL 2020
Week13でPITがシーズン初の敗戦を喫し、11勝1敗でKCと勝ち星で並びました。しかし、現時点のPlayoff Pictureを見ると、PITがKCよりも上。これっていったいどういうことなんでしょう。
 
もちろんAFCもNFCも上位のチームが崩れ、現時点で5敗または6敗のチームが首位に並ぶことは計算上は可能です。ただここまで掘り下げるときりがないので、本原稿では各Conferenceの上位チームに絞って考えます。
 
今、思い出しましたが、このタイブレークルールを元に大相撲の優勝力士を考察した記事を書いたことがあります。これはこれで面白いのでご興味がある方はご覧ください。
 
ということで、最新のConference tiebreakersを調べてみました。出展はNFC.comのNFL Tiebreaking Producersです。今見ると、条件が大相撲の記事を書いたときと少しだけ変わっていますね。
 
まず各Divisionでの首位を決めた後、こんな条件で優劣をつけます。
  1. Head-to-head, if applicable
  2. Best won-lost-tied percentage in games played within the conference
  3. Best won-lost-tied percentage in common games, minimum of four
  4. Strength of victory
  5. Strength of schedule
  6. Best combined ranking among conference teams in points scored and points allowed
  7. Best combined ranking among all teams in points scored and points allowed
  8. Best net points in conference games
  9. Best net points in all games
  10. Best net touchdowns in all games
  11. Coin toss
前提となる各division内で1位になっているかについては、今のところPITとKCに優劣はありません。1.は直接対決の勝者ということになりますが、PITとKCに今シーズンの直接対決はありませんからこれも優劣ナシ。
ところが2.が引っ掛かります。KCは同一ConferenceのLVに敗れているのに対し、PITが敗れたのは他ConferenceのWAS。PITは現時点でConference内で全勝ですから、ここでPITがKCより上ということになるわけです。
 
この後の2チームの対戦相手を見ると、PITは@BUF、@CIN、IND、@CLEでこの4チームの現時点の勝率は59.4%と非常に高い。これに対して、KCは@MIA、@NO、ALT、LACで勝率は52.1%で、PITほどではありませんがそれほど楽ではありません。
 
ただPITは同一Conferenceが4試合残っており、対戦相手はJoe Burrowを欠くCINを除くとどれも強敵。しかも同地区のBUFとCLEがアウェーなのが気になります。
 
KCは勝ち越しているMIAとNOとの対戦が重要になります。PITと並ぶには、MIA戦に負けると痛いのが2.の条件(同一Conferenceの勝率が下がる)で分かるかと思います。言い方を変えればNOに敗れても、PITがどこか1試合で負ければ、同一Conferenceの勝率では並ぶわけですから、それなら許容範囲なのかもしれません。
 
もし2チームが2.の条件で並ぶと3.の条件となるわけですが、これは4試合(games)以上の共通の相手の成績です。調べてみると、PITとKCの2020シーズンの共通の対戦相手は、HOU、DEN、BAL、BUFの4チーム。KCは4チームから勝利(5試合全勝)ですが、PITはこれまでの3チーム(4試合)は全勝ですが、Week13にBUF戦が残っています。
 
PITがBUFとの試合で敗れると、2.の条件にも3.の条件にも厳しいということになります。例えば、KCがWeek15のNO戦に敗れて(残り全勝で)、PITとKCが14勝2敗で並んだとすると、2.の条件では優劣が付かないとしても、PITは3.の条件でKCを下回ってしまいます。
 
ただPITがBUFに勝ち、敗れるのがINDまたはCLEだったとした場合は、KCがWeek15のNO戦に敗れて(残り全勝で)、PITとKCが14勝2敗で並んだとしても2.の条件でも3.の条件でも差は付きません。
 
まとめていうと、PITもKCもWeek14のアウェーの試合が重要ということですね。PITがBUFに負けられないのと同じくらい、KCもMIAに負けられないことになります。
 
ここで並ぶと、その次は4.の条件となるわけです。これは負かしたチームの勝率を計算するものなのですが、もう少し試合が進んでからでないと面倒になるので、現時点ではやめておきます。
 
ではNFCに目を転じて、筆者が応援するGBはどうなのでしょう。
 
現在のFirst Round Byeは2敗のNOでそれを追うのが3敗のGBという構図です。ただしWeek02でGBがNOに勝利しているので、NOとGBの勝ち星が並んだ場合は、1.の条件によりGBがFirst Round Byeとなります。
 
ただ、AFCと違ってNFCは、LARとSEAが4敗という1敗差で3位と4位につけています。この両チームはWeek16で直接対決があるので、これに勝った方がNOとGBに並ぶ可能性があります。もしそうなった場合は3チームで下の条件で比較となります。
  1. Head-to-head (best won-lost-tied percentage in games among the clubs)
  2. Best won-lost-tied percentage in games played within the division
  3. Best won-lost-tied percentage in common games
  4. Best won-lost-tied percentage in games played within the conference
  5. Strength of victory
  6. Strength of schedule
  7. Best combined ranking among conference teams in points scored and points allowed
  8. Best combined ranking among all teams in points scored and points allowed
  9. Best net points in common games
  10. Best net points in all games
  11. Best net touchdowns in all games
  12. Coin toss
そうなると1.はNO、GB、LACまたはSEAで試合をしていない組み合わせがあるのですが、試合をしているという意味で言えばGBは1勝、NOは1敗。LACまたはSEAは0勝0敗です。この条件が適用されるのか、直接対決がないからこの条件がスルーなのかは筆者には分かりません(ご存じの方がおいででしたら教えてください)。
 
もし1.の条件がスルーされると、2.の条件、つまり同一Divisionでの勝率ですが、これはNOが5勝0敗で最終戦の@CARを残すだけ。GBは3勝1敗で@DETと@CHIを残しています。
 
LACとSEAは2勝2敗ずつでLARは@SEAとARIを、SEAはLARと@SFを残しています。どちらも混戦のDivision内で2敗ずつを喫しているので、どちらが勝ち残ったとしても2.の条件ではNOの上に立つことは厳しそうです。とすると2.の条件ではNOが有利ということです。
 
こんなことを考えられるのも、今日がWeek14が始まった日曜日で、日本時間の金曜日に試合を終えたNEとLACを除く30チームが4試合を残しているからですね。
 
これから先の白熱した終盤戦を楽しみましょう。
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス