月末に手に入れたSports Illustrated(現地の2月15/22日号)とTouchdown pro(4月号、29日発売)の表紙がとてもよく似ています。Super Bowl 50の最初のTDを呼んだVon MillerのSackですね。
アングルは微妙に違うけど、写真の出来は本場の方が上かな。このSBを象徴するプレイだったということなのでしょう。
さて、STL改めLA Ramsが解雇したJames LaurinaitisにNOが関心を示しているというニュースが飛び込んできました。RamsのD#まとめ役でしたが、LAに行くチームから突然のおいてきぼりを食らったようです。Jersey Number(他の競技と異なり、背中だけでなくおなか側にもしっかり番号が書かれているのでNFLでは「背番号」とはいいません)として#55を付けていたことで記憶していました。
2016年のNFL#55といえば、開幕戦で大けがを負ったBALのSuggsと、AFC Wildcard Playoffの4Qで歓喜と失望を演出したCINのBurfictが思い浮かびます。
NFLで50番台はOLかDL、LBしか付けられない番号。Super Bowl MVPの#58は人気のようですが、普段は地味な扱いをされます。
そこで今回はMLBとNBAにも話を振りましょう。
MLBの#55といったらNYYの松井秀喜ですね。有名どころではRamon Hernandezもいますが、2009年のWorld Series MVPは十分な実績と言えます。
松井が巨人で#55を着けたのは、王貞治さんの年間ホームラン数の(当時の)記録(55本)を目標にするためとされています。松井はこの番号に愛着を持っていたようで、NYYでも引き続き使いました。
松井の渡米後、巨人は大田泰示に55番を与えました。愛着のある番号をほかの選手に渡されて松井はどう思ったでしょうかね。
なお大田は2014年に背番号を44番に変更しています。その背景には巨人からの松井に監督就任へのラブコールがあったのではと邪推しています。だったら初めから他の選手に渡さずにとっときゃよかったのに。
松井の移籍後、NYYの#55は1年空けて2011年から別の選手に渡されました。その後、筆者はBS中継でLyle Overbayが付けているのを見ましました。
それからもNYYは複数の選手に渡しているようです。さすがに松井程度の実績で永久欠番にしていたのではNYYの背番号は枯渇してしまうでしょう。
NBAの#55は、なんといってもDikembe Mutomboですね。DEN時代の1994年のPlayoff1回戦、シード1位のSEAを8位のDENが破るというUpsetを果たしたときの立役者でした。
動画がYouTubeにあったので貼っておきます。
Mutomboといえば相手のシュートをブロックした後のfinger wag(人差し指を振って、「無理だよ」という動作)が有名ですね。優秀なセンターとして18シーズン6チームを渡り歩きすべてのチームで#55を付けました。
ただし#55を永久欠番にしたのはDENではなくATLだけでした。上の動画にあるように、最初に入団したDENの印象が強かっただけに、ここは意外でした。
今回は競技をまたいだJersey Numberを調べました。ここにはいろいろネタがありそうなので、また調べてみますね。
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