毎年、ベースボール・マガジン社が発行する、American Football Magazineのムック、「NFL2018 カラー写真名鑑」には大変お世話になっています。先日も、今年はいつ発売になるとか、表紙の最大面期は誰とかネタにさせていただいております。
なにせ日本唯一、毎年発刊される定期刊行物なわけですから大事に扱わないと。日本のNFLファンの数で大体の部数も見えてきますが、実際何部売れているんだろう?
さてこのムックを見ながら筆者は先日、友人とお茶をしていたのですが、私よりも詳しいNFLファンである友人が、「この人だれ?」と悲鳴を上げた選手がいます。ということで、読者各位はちゃんと誰だかわかったか、確認する意味も含めて整理してみました。自信がある方は本文を読む前に、誰が誰だかお試しいただけるとさらに楽しいはずです。
件のムックの表紙とはこれのことです。著作権の侵害を恐れて、雑誌の表紙であることを想起させない線画(Adobe Captuerで作りました。これは神アプリですね!)にしましたがどうでしょうねえ。これで著作権に抵触しているようでしたら外した方がよいかもしれません。
もちろん上の3人、名前付きで載っている、Tom BradyとAntonio Brown(AB)、Aaron Donaldについてはだれかすぐわかります。分からないのは下に並んでいる10人です。
右の写真の下の方。上の行に2人、下の行に8人います。
上の行の左はTodd Gurley、右はJ.J.Wattであることはすぐわかるでしょう(線画が乱れて判別が無理という選手もいますが、これは元写真をご覧ください。でもWattはこの状態でもだれかわかります)。
2017年シーズンほぼ全休のWattが掲載されているのは、DEで誰でも顔を覚えてくれる人が少ないという編集上の事情か、Walter Payton Man of the Year Awardを受賞したという理由のどちらか、またはその両方と思われます。そうでなかったらAaron Rodgersの方が…(略
こうしてみると、前年のOffensive Player of the Year(OPOY)やDefensive Player of the Year(DPOY)、Offensive Rookie Player of the Year(OROY)、Defensive Rookie Player of the Year(DROY)などを獲得した選手が表紙を飾っているであろうことも察しがつきます。
OPOYのGulreyがABよりも小さい扱いになったのは、Bradyの右側にDPOYのDonaldを置きたかったから(じゃないとLARがBradyの左右に並んで絵的に面白くないから)と考えられます。
では難問がある下の行を順番に。一番左のCarson Wentzはすぐわかります。その隣は、OROYをAlvin Kamara(左から4番目)と競い合って敗れたKareem Huntです。襟元にあるKCのマークを見れば、Huntの顔は知らなくても想像がつくでしょう。
そして左から3番目はDROYのMarshon Lattimoreでした。顔を見ただけではわかりませんでしたが、きっとDROYのLattimore何だろうなあと想像して確認が取れました。
Kamaraの隣の左から5番目(右から4番目)は、Luke Kuechlyであることは一目瞭然でしょう。これくらい実績がある選手が出てくるとちょっとほっとします。
右から3番目はインパクトのある顔立ちで、分かる方にはすぐKeenan Allenであると気づいたでしょう。2017年シーズンのComeback Player of the Year を獲得したご褒美といったところでしょうかね。ただ、Allenを見て「ほかに選手はいなかったのかよ」と筆者は感じました。
右から2番目はDeshaun Watsonでした。ほかにも若手QBがいた中で、なぜ2017年シーズン途中(先発は6試合)で離脱したWatsonなのか、ちょっと首をひねりました。
素直に受け止めればAmerican Football Magazine編集部として、今シーズンにブレークする選手の一押しってことなんでしょう。「ケガによる離脱がなければ攻撃新人王は確実視されていた」というWatsonの紹介文を見ても、高く評価しているのでしょう。
筆者が2年目のQBとしてはPatrick Mahomesに期待しているという側面があるかもしれません(なのでFantasyでドラフト指名したわけです)。まあこのあたりの評価は、シーズンが進んでからってことにしましょう。
そして最後の一人。一番右の選手が最後まで分かりませんでした。かすかに映る首元のJerseyの色からなんとなくARIだろうと思い見つけられましたが、さすがにChandler Jonesは出てきませんでした(ムック内の写真と見比べたので間違いないでしょう)。
ディフェンスの選手ならほかにも選択肢はあったような気がします。2018年4月に公開されたNFL Top 100 2018でいえば、その上位にいたVon MillerやCalais Campbell、Jalen Ramsey、Everson Griffenでもよかったはず。Jones本人は28位でした。
編集部の思い入れや今シーズンへの期待が現れているものなので、これ以上、余計なことは言いません。ただ最後の最後に難易度の高い人物が出てきたので、ほかの皆さんが分かっていたのか、つい記字を書きたくなりました。
日本のNFLファンの皆様にもお楽しみいただけるよう結論を出したところで今日はおしまい。
2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。
AFC東 | BUF | バッファロー・ビルズ | NFC東 | DAL | ダラス・カウボーイズ |
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MIA | マイアミ・ドルフィンズ | NYG | ニューヨーク・ジャイアンツ | ||
NE | ニューイングランド・ペイトリオッツ | PHI | フィラデルフィア・イーグルス | ||
NYJ | ニューヨーク・ジェッツ | WAS | ワシントン・レッドスキンズ | ||
AFC北 | BAL | ボルティモア・レイブンズ | NFC北 | CHI | シカゴ・ベアーズ |
CIN | シンシナティ・ベンガルズ | DET | デトロイト・ライオンズ | ||
CLE | クリーブランド・ブラウンズ | GB | グリーンベイ・パッカーズ | ||
PIT | ピッツバーグ・スティーラーズ | MIN | ミネソタ・バイキングス | ||
AFC南 | HOU | ヒューストン・テキサンズ | NFC南 | ATL | アトランタ・ファルコンズ |
IND | インディアナポリス・コルツ | CAR | カロライナ・パンサーズ | ||
JAX | ジャクソンビル・ジャガーズ | NO | ニューオリンズ・セインツ | ||
TEN | テネシー・タイタンズ | TB | タンパベイ・バッカニアーズ | ||
AFC西 | DEN | デンバー・ブロンコス | NFC西 | ARI | アリゾナ・カーディナルス |
KC | カンザスシティ・チーフス | LAR | ロサンゼルス・ラムズ | ||
OAK | オークランド・レイダース | SF | サンフランシスコ・49ers | ||
LAC | ロサンゼルス・チャージャース | SEA | シアトル・シーホークス |
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