タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

新聞記事の見出しに見る北朝鮮「金三胖」体制の虚実

※1 王朝3代の面(つら)は『ウィキペディア』の画像に加工を施し借用。
※2 見出し上段は、2016 年12 月18 日付『讀賣新聞』第7面参照。
※3 見出し中段は、2016 年12 26 日付『讀賣新聞』第5面参照。
※2 見出し下段は、2016 年12 30 日付『北海道新聞』第6面参照。

 2011 12 17 日に金正日が死去し、三男の金正恩が後釜に納まって丸5年が経過。朝鮮労働党機関紙が「最高尊厳」と神格化する件(くだん)の委員長は、中国のネット上で「金三胖」と嘲笑されている。

 胖肥(太っちょ)は3代目に限ったことではない。初代と2代目の二重顎を見たまえ。終戦後の日本で、天皇制存続に反対する某政党筋が喧伝した流言「朕はたらふく喰っている。汝ら臣民飢えて死ね」を実践しているではないか。

 その日の米をも欠く人民の困窮を他所に、美食に溺れた豚野郎が、静粛による恐怖政治で内部統制を強化する国家など、中国がいかに手を貸しても、もはや長く保たないだろう。明日の誕生日を祝う銭はあるのか。
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