<3月4日のNHKテレビ3「お昼のニュース」>
3月2日、三陸沖の低気圧が発達しながら北上したため、道内は道東を中心に大荒れの天気になった。低気圧は午後3時過ぎに知床半島上空を通過。暴風雪の中心はオホーツク海南部に移り、釧路市内は夕刻から晴天となったが、釧路管内内陸部では深夜まで荒天が続いた。
弟子屈町では、暴風雪により、青果物生産・販売を手がける野村北海道菜園のホウレンソウ栽培ビニールハウス、 18 棟、 延べ1㌶ が倒壊する被害を被った。野村北海道菜園では昨年春から、小型温泉熱発電施設から出る温排水を利用し、 ホウレンソウの通年栽培を始めたが、「温泉そだち」がブランドとして定着する矢先だっただけに、 受けたダメージが大きいと思われる。