平成20年3月3日付『釧路新聞』第六面の「読者の広場」で、「車道への雪捨てみんなの迷惑」と題して、市内の中学生が、自家の敷地の雪を車道に出す大人のマナー違反を指摘している。
最近の日本は、あらゆる分野で社会的規範が弛緩し、<自分さえよければ他はどうでもよい>という風潮が蔓延している。「親の背を見て子は育つ」というではないか。大人が児童・生徒にマナー違反を指摘されるようでは、世も末である。
写真は二枚とも、わが家の西隣の敷地に沿った車道の縁と歩道だが、道路向かいの主婦が自家の側の雪をせっせと捨てるため、この箇所だけ、お年寄りも子どもたちも歩道を通行できない。
歳をとるにつれて悪知恵だけが働き、自家の敷地内と塀まわりだけよかれとする自己中心の行為を、児童・生徒が見ていないわけがない。マナー違反を周囲に晒して、情けないと思わない心根は、死んでも直らないだろう。地獄落ちに決まり!
この主婦だけではない。わが家の入り口の階段が面している表通りの反対側斜め下にある家の主は、除雪車が稼働する前に自家の敷地の雪を道路に出した上に、除雪車が来ると、周りに雪が残らないように運転手に指図をする強者である。数年前には、遊びに来た孫に手伝わせて、道路の真ん中に雪を捨てていた。いい歳こいてなに考えてるんだか。
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