四月三十日午後七時に新疆ウイグル自治区のウルムチ駅で発生した爆発事件によって、二十七~三十日に政権幹部らとともに同自治区を視察していた習近平(シー・チンピラ)国家主席(カシュガル地区で警察官にテロ対策の徹底を指示する画像上段右は、5月1日付『北海道新聞』夕刊・第3面から転写)の面目が丸つぶれとなった。 習(画像上段左は、<msn産経ニュース 2014.5.1 12:37から転載>)は、昨年十月に北京の天安門前で発生した死傷事件を「東トルキスタン・イスラム運動」が関与したテロ事件と断定。治安対策を担う中央国家安全委員会を設立し、ウイグル族に対する治安強化を図ったが、力による抑圧はウイグル族の強い反発(画像下段は5月2日付『讀賣新聞』第3面から転写)を招き、政権の威信が揺らぐ事態に至った。
世界のどこに自国の少数民族に対し「断固たる措置と徹底的な制圧体勢を取り、テロリストを完全にたたき潰せ」などとほざくバカ為政者がいるか。中華人民共和国はもはや内部崩壊の道を辿っているのではないか。習はラスト・エンペラーだな。
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