※ 画像はいずれも、NHKテレビ3の大相撲1月場所7日目の画面を撮影。
※ 時間いっぱいの立ち合いで「待った」をする碧山。
※ 時間いっぱいの立ち合いで「待った」をする碧山。
大相撲1月場所7日目は、幕内全取組み 21 番のうち6番で、時間いっぱいでの立ち合いの「待った」があった。興醒めも甚だしい。
嘉風・碧山戦では、嘉風がきちんと手を下ろして待っているのに対して、碧山が意図的に合わそうとせず「待った」。碧山は立ち合いが汚い力士の常連で、どの力士を相手にしても、勝負に入る一瞬の緊張感が著しく削がれる。
二所ノ関親方(元大関・若嶋津)は、第二次八角理事長体制発足時に審判部長に就いて、「立ち合いがよくない力士は限られるから、個々に厳正に対処する」と言明したのに、何の手立ても講じていない。常連の一人である弟子の松鳳山を黙認するようでは、他の力士への指導力発揮を期待するのは無理な話か。いかめしい面(つら)で土俵下に座っても木偶にすぎない。