タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

輸出ワイン瓶の規格で日本とEUが対立

<3月5日付『北海道新聞』第 11 面の記事の見出し参照>

<記事概要> 日本は、EU との経済連携協定 EPA 交渉で、輸出ワイン瓶のサイズに関して、EU の規格 =750 ㍉㍑と異なる、日本国内規格 =720 ㍉㍑の容認を求めているが、EU は特例は認めないと反発している。

<ワイン瓶の容量比較>

<左>「無添加 信州ナイアガラ」株式会社アルプス(720 ㍉㍑)
<中>「JAPAN PREMIUM マスカット・べーリーA ロゼ」
サントリーワインインタナショナル株式会社(750 ㍉㍑)
<右>「コノスル・オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン」
Cono Sur Organic Grapes, Chile(750 ㍉㍑)

 国産ワインで一般的な720 ㍉㍑瓶は、日本特有の一升瓶から派生した四合瓶であり、これを欧米に認めさせるのは難しいだろう。 国内業者が国際基準に合わせるべきだと思う。
 グローバルな経営戦略をもつ国内業者は、 例えば、 サントリーワインインタナショナル株式会社のように、750 ㍉㍑瓶を既に採用している。「小規模経営が多い」ことを交渉カードにするのは如何なものか。

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