北海道内20信金の2018年９月中間仮決算＝厳しい収益環境を反映し前年比減が増加

※１ 上掲決算表はポインターを当てクリックすると拡大できる。
※２ 金額の単位は百万円。括弧内は前年比百分率。
※３ 北海道信金の前年比百分率は、旧札幌・旧北海・旧小樽、３信金の
　前年９月中間仮決算合算値との比較による。

　北海道信用金庫協会が先月 13 日に公表した北海道内 20 信用金庫の 2018 年９月中間仮決算によると、業務純益で 15 信金、純損益で 13 信金が、それぞれ前年実績を下回った。全体で、預金残高は 1.1 % 増だったものの、貸出金残高は 0. 8 % 減と落ち込んだ。

　長期にわたる市場金利低迷の下で、貸出金の利回り低下による収益環境の悪化は今後も続く見込みで、業績予測は芳しくない。