フェラーリ エンツォ スパイダー
フェラーリ エンツォ
(2002-2004)
創業55周年記念。限定399台。
創始者 “エンツォの名を冠した究極のフェラーリ”。
東京都現代美術館で初披露された。
デザインはピニンファリーナに在籍していた奥山清行氏。F1マシンを強く意識したフロントノーズ。
F1をこよなく愛したエンツォフェラーリ、その名の通りのスーパースポーツカー。
奥山氏によると、当初提出したデザインはこれよりも保守的なもので、
フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼーモロからダメ出しされたが、『15分待ってください』と
上司が頼んだ後で、手持ちのデザインを完成させて、それを提出すると、了承されたという。
バタフライドア。露出した丸形テールランプ。ボディ、フレームにカーボン。電動可動スポイラー、
リア大型ディフューザー。先代F50のレーシーなインテリアに比べ洗練され近代化された内装。
ブレーキはブレンボ製カーボンセラミック。
ASR車両安定制御装置(スタビリティコントロール)、6速セミAT
4,702×2,035×1,147㎜
5,998㏄65°V12 DOHC
660PS,1255㎏、350㎞/h
245/35ZR19、345/35ZR19