フェラーリ 250 Breadvan N°16
(1962)台数1台
ブレッドバン(パン屋のバン)と呼ばれるこのフェラーリはモデナのカロッツェリア、
ネリ&ボナチーニが僅か14日間で作成した。
依頼主はフェラーリの上得意、ジョバンニ・ヴォルピディ・ミズラータ伯爵。
ベースとなったのは1961年パリ1000㎞レースでクラス優勝した250GT SWB。
伯爵の改造コンセプトはGTOに負けない車でした。
実際ルマンでは250GTOより7㎞/速かった。
斬新なエアロダイナミクスボディとエンジン高が下がることによりパフォーマンスが向上した。
ブレッドバンの愛称?を付けたのは英マスコミで、ボディ後部の形状によるものでした。
その後このブレッドバンを見たエンツォフェラーリは激怒、
伯爵からの2台のGTOのオーダーを断ってしまう。
2010年フェラーリクラシケは250GTベルにネッタ(シャシー1号車2819)に対し
歴史的価値を認める車である事を認め証明書を発行した。
フェラーリ250 GTO DRAGO
(1963)
ニュルブルクリンク
現在調査中。