家庭学習指導の話「夜の部」です。昼の部を書きながら新玉ねぎをキロ単位で炒めました。
昼の部を読み返して思います。大人は算数の暗算至上主義からは自由になっていただきたいです。
そらでできるのは最後の最後で大丈夫。大人もそうです。考える間ぐらい有って大丈夫。早い。急く。コンビニのレジも速い。カバン詰めが追いつかない。
誤答の殆どは計算ミス。
計算ミスのほとんどは簡単な計算のミス。
気を抜いてる時に失敗しますよね。
いつもの動作だから歯磨き粉と洗顔料を間違えますよね。
まだ歩いてるのに手が勝手にドアを閉めて挟まれますよね。
右足で左足を踏んで転びますよね。
起きてるのに駅を乗り過ごしますよね。
1桁の足し算引き算で間違えています。
新しく習った
中学範囲の
単元ではなく、
繰り上がりや繰り下がりの計算で間違えています。
理解しきっている話で間違えます。
そして転んで痛い思いをするんです。体をひねりましょうね。顔からいくと歯が折れます。
習慣になってるから油断します。
だから、
1桁の足し算や引き算も
ノートの真ん中に大きく書いてね!
それができたら
指導する人は褒めてあげてください!
勇気があって謙虚な行動です!
堂々と書いてください! もちろん大人も! 書かないと! 教える時になって自分が間違えた箇所が分からなくて本当に恥ずかしいですよ!
「あっ1桁の計算間違えてた」
が
「あ、義務教育の算数が解けない」
になるダメージをご一考ください。しかも無駄。勘違いで深く傷付く無駄。
勉強ができない時は暗算にこだわりがち。暗算を自慢しがち。だからこそ、だからこそね! 9 歳を過ぎてもノートの真ん中に「2 + 3 = 5 」が有ったら褒めてあげてください。その人は仕事に誠実で勇気があります。
もちろん大人は全部書いてください。
疲れている時
こそ、
頭の中にある計算式は全て書いてください。
勉強が嫌いな子供だった保護者の方、
「勉強が出来るのにどうしてあんなにバカなんだ」
と人に対して思ったことはありませんか?
書くと、
覚えてなくてもいいんです。
書くと、忘れてしまえるんです。(書いて捨ててしまえば忘れ捨てられます)
だから、
なーんにも考えてないぼーっとした小賢しい奴がいるんです。
だから疲れている時こそ、
頭に浮かんだ計算は何もかも書きましょう。
もうひらがなでもいいです。
に たす さん は ご
書いておけばそれがセーブデータになります。途中からできます。
自宅学習指導は、
片手間でも大丈夫です。(片手間でも無理なら塾に御一任ください)
大丈夫ですから。また明日。