義務教育の算数。今から使える自宅学習のコツ

学校を出てから使える基礎教養の授業開講予定。でも今は、このブログをご拡散ください。小・中学生個別指導経験7 年。

プリントではなく薄い本を勧める理由

2020-05-20 21:25:00 | おすすめ教材
……メインの教材に向かない要素が紙モノ(プリント類)には揃い踏みです。大人の皆様ご存知、

★汚れやすい。
★なくしやすい。
★破きやすい。
★縦にしても横にしてもしまいづらい。

勉強はめんどくさい基礎練習の積み重ねです。
古本でも構わないので扱いやすくて綺麗な薄い問題集を私はすすめます。
学校の問題集でも構いません。

紙モノはこんなふうに使うと便利です。

・問題集をだいたいやりきってしまった後のドリル代わりのプリント
・小テスト
・白紙の計算用紙

問題集を1 冊決めてから紙モノで問題集を補うと便利です。
解き終わったらすぐ採点して、

間違った問題があればノートに貼ると便利です。
もちろん雑でいいです。
ホッチキス留めでも勉強には何も困りません。 
貼るときのコツは1つだけです。

(学校の「糊で貼れ」信仰はなんなのでしょうね。)

問題を貼ったノートは家庭学習したことを証明する何よりの証拠です。
コツを守れば勉強の能率も上がります。

なるべく
間違った問題だけのページを作るようにしてください。

これがコツです。

間違えた問題だけのページがあれば、
次はそのページを開いて、
別の紙を使って間違えた問題だけ解き直せます。

自宅学習の証明にもなるのは本当ですが、

学校の先生方は
教えられなかった罪悪感から
「糊で貼れ」など重箱の隅をつつくほうに走る可能性もありますので、

そのつど問題を読んで確実に解ききれるようになったほうが安全だと思います。
提出物は試験よりも状況に点数が左右されやすいので、

当てにすると危険です。

【再掲】子供に勉強を教えられない。預けっぱなし生活で義務教育を済ます。(指導編)

2020-05-20 14:06:12 | おすすめ教材
・「脇を締めろ」「脇を閉めてかかれ」
何に打ち込んでいようが肘が体にくっついていれば、

背中から首に力が入って頭を支えてくれます。
視力の維持にも役立つので脇を閉めてかからせてください。

かなり筋肉を使うので、
背もたれも勧めてあげてください。疲れます。

(自分で実践してみると一番分かります。なるべく深呼吸をしながら脇をしめた姿勢を保ってみてください。)

しばらくはこれだけでいいです。


・主述と「てにをは」をつけてしゃべる

「脇をしめてかかれ」と教え込む間に、
保護者の方は
主述とてにをはをつけたしゃべり方を練習してください。

省略してきた主述とてにをはをつけてしゃべるので、
単純に肺活量が要ります。(だから常に脇をしめてかかってください。)

ニュースでも今「てにをは」と主語はめちゃくちゃなので、
絵本や小説の朗読を聴き込んだほうが正確です。
なんでも「〜が」「〜が」になってしまうのは単純に今の人達が 

「てにをは」を使わず「は」も「を」も「が」にしてしまったりするから、
「が」の使用回数が増えているのです。
これは一因として断言します。

少し昔の日本語は日本人にとっても外国語です。
(生まれ育っただけで自然に学べるのは「今の時代の地元の喋り」だけです。)
だから、

絵本の読み聞かせ録音などを聴き込む練習は大人にも有効です。
話し方が落ち着かないなら倍速でも構わないと思います。
話している内容がご自身ではっきり理解できる速度にしてください。

好きに何本か話を選び、
とっかえひっかえ聴くと、
くり返し聴く練習を続けやすくなります。

できれば一本に絞って丸暗記するまで聴き込んだほうがいい(キッッツイです)。
自分で語りを再現できる話を増やしていってください。
一時的に言葉が出てきにくくなると思うので、

子供に対しては「脇をしめてかかれ」でやりすごしてください。