三浦海岸

実は毎年、三浦海岸で仕事をする日を設けてます。設けてますって言ったって、私が勝手に決めてるだけで、もちろん上司には内緒ですが、同僚は知っていて「今年はもう行ったの？」なんて聞いてきます。聞かれるくらいですから今年も行かねばと思いながら8月も半ばを過ぎてしまいました。猛暑続きでちょっと体調はよくなかったのですが、週末からは月末で忙しくなっちゃいますから、思い切って行ってきました。お盆を過ぎるとお客さんも減りますよという、毎年行っている海の家のおばさんの話どおり、砂浜は結構空いてます。いつもの場所があいていたので、Tシャツと短パンに着替えて陣取ります。一応2時間おきくらいにメールをチェックして、返信する必要があるものを処理します。携帯の電源は切ってしまい、こちらもメールと伝言をたまあにチェックするだけです。あとは持ってきた重松清の単行本を読みながら缶入りJINROを焼き鳥つまみながら頂きます。お昼はラーメンとおでん。たまに海を眺めたりします。きれいなお姉ちゃんでもいればもっとよかったのですが、平日ですから期待はできません。代わりに、じいちゃんばあちゃんに連れて来られた男の子の兄弟が裸で走り回っています。眠くなったら横になり、喉が渇けばJINROかビール。傍から見ると海に来ていて泳ぐわけでも、日光浴をするでもなく、海の家でごろごろしているだけですから、変に思われるかもしれませんが、こっちはつかの間のパラダイスです。3時ごろ帰り支度を始めます。また来年来てくださいねと言われたところをみると、もしかしたら毎年変な会社員がやってくるのを覚えているのかもしれません。横浜で乗り換えついでに喜久家でモカロールとラムボールを買って帰りました。