Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

おかどちがいです

2008年02月23日 | Weblog
前の話のもっと、昔・・。
私が、まだ、学生だったときのことも
思い出した・・。
(エライ昔だ)

私と友人は、一日アルバイトをしていた。
あるスーパーのアンケートをとっていた。

私と友人は、ピチピチの女子大生であったが、
キャンペーンガールではなく、
単なる、アンケートなので
もちろん、普段着だった。
しかしながら、純粋に一所懸命、
「アンケートをお願いします!」と
愛想を振りまいて、買い物を終えた
主婦たちにお願いしていた。

その中で、
ある女性は、私たちを店のものと思ったのだろう。
お店の苦情をいいだした。

「あんたの店、悪いよ!」と
にらみを効かしながらいった。
私たちは、店から、直接、仕事をもらったのではなく、
委託で、仕事をしていたので、まったく、店に関係なかったが、
仕方ないので、謝ったような気がする。

今も、もし、店の前で、アンケートをとっている
若い子がいたら、クレームをぶつける人がいるに違いない。

今のフィットネスクラブで、いやだなあ・・。
と思うのは、お掃除の人にクレームをいっている
会員さん。
掃除の人が気の毒だと思う。
おかどちがいの場所に怒りがいってしまう。
つい、弱い立場で、いいやすいところにいってしまうのだろうな。

そのことを忘れてしまう。
言われたほうが、ひたすら、いやな気持ちだし、
言っているほうは、無意識だ。
人間は弱いから、どこかに、
あたって、いやな気持ちを流すことも多い。
そういうことなのだろうか?



怖かった!

2008年02月23日 | Weblog
すごく、昔のことだが、
時折、思い出すことがある。

まだ、20代の私は、ターミナル駅の
人ごみを歩いていた。
中年のおばさんが、
「アンケート、いい?」といってきたので、
断った。
そんなに、ひどい断りかたをしたつもりはなかった。
だた、無意識に断っただけだった。

すると、そのおばさんが、
いきなり、怒りだしたのだ。
「あなた!
人が、お願いしているのに、
その態度は、なんですか!!」

私は、仰天し、恐怖を感じた。
どうやって逃げたのか、覚えていない。
多分、謝ったのだろう・・。
しかし、どうしてあの女性は、急に
あんなに怒ったのか?
ずっと気にかかっていた。

今、私が、そういう仕事をするとしたら、
きっと、怒りで、一日と持たないことだろう。

あの女性は、主婦でもあったような気がする。
そんなに、世慣れた感じがしなかった。
家で、家族に嫌気がさし、仕事をしようと
世間に出たら、マナーが悪い若者、
つっけんどんな人々に、どんなに、気分の悪い思いを
したことだろう。
たまたま、その怒りの矛先が、私だったような気がする。

短いスカートをはいた綺麗なおねえさんに、
世の男どもは、鼻の下を伸ばして、キャンペーンの
グッズをもらうかもしれないが、
中年のおばさんの話しかけには、うるさそうに、顔を
しかめるだけだろう。

あれから、怖くて、私は、声をかけらたら丁寧に断ることにしている。


三島由紀夫の劇

2008年02月23日 | Weblog
二日間、よく寝てしまった。
疲れがたまっているのかなあ?

昨日は、テレビの夜の番組、三島由紀夫の
「朱雀家の滅亡」を観ながら、眠ってしまった。

三島由紀夫の文学性について
大学で講義をきいたときは、
さっぱりわからなかった。

すこしわかりかけたのが、
「春の雪」だったが、
原作を読んでから映画をみたくて
がんばっていたら、理解度が遅くて、
てこづっているうちに映画は、
DVDになるほど、時間がかかってしまったのだった・・。
原作をなんとか読んで、
DVDを観たら、じんわりと感動したので、
本当は、三島文学に浸かりたい気もするのだが、
そんな時間と頭の柔らかさと本を読む視力に
自信がなくなってきた・・。
それで、テレビで劇をみていると
楽でいい・・。とご満悦だったのだが、
耽美なせりふにうっとりしているうちに、
気持ちよくなって寝てしまったみたいだ。

はじめから、ちゃんとみていたのに、
最後のほうが、うとうとしながらで、はっとしたら、
重要人物が亡くなっていた・・・。
あああ・・・。
とおもいつつ、私も夢の中へ・・・。
せりふが、面白かったのに。