マンガ家不二子先生の作品は特別思い入れがある物はない。が、何かの雑誌でこの作品の書評が掲載されていた。「当時マンガ家をトキワ家で目指していた不二子先生らに対するマンガの神様手塚治虫の接し方が素晴らしい。そして皆当時まだ20代というのに驚かされる」といった内容だった。それで、相当気になった物以外はアマゾン利用はしないのだが、ここは早速注文。すごいよかった。マンガ家としてかけ出しの不二子先生の手塚先生を敬愛する気持ち。そして売れっこマンガ家で時間がない中でちょくちょくトキワ荘に顔を出したりご飯を食べさせに行ったりする手塚先生の後輩たちへの接し方。こんなにできた仕事上での先輩、現代に20代でおるやろか。落ちそうになった手塚先生の原稿を、不二子不二雄の二人、赤塚氏、石森氏の4人で代筆をするエピソードが秀逸。描いてくれた4人に対する手塚先生の対応もいい。久しぶりにぐっとくるマンガやった。精神的におとなな人って憧れる。
・・・・・・
今日は年に一度の半日検診の日だった。
・・・・・・
今日は年に一度の半日検診の日だった。