私の投稿しているブログの内容について、大抵は
無反応の場合が殆どですが、先日投稿した
「マルチコプターの大流行と安全性について考察する」に対して、
久々にご意見を頂きました。
勿論、勝手に・・・自分の思った事や、身のまわりの事を
投稿しているので、コメントを強要する心算はありませんが、
御覧頂いている皆様から何も反応がないと、やはり寂しさは
否めません。
今回はそんなブログの内容に反応してコメントを頂けた事は、
色々な考え方があることや、その現状ついて考える良い機会に
なりますので、とても嬉しく思っています。
何事も、現状の正確な把握が出来ないと、改善する事も
出来ないと言うことですからね。
そこで今回は、頂いたご意見の内容について、私なりの考えも
整理する形で・・・
「マルチコプターの大流行と安全性について考察するパート2」
と題して考えてみたいと思いますので、ご意見のある方はどしどし
コメントをお寄せください。
まず、ご意見を頂いた内容(原文)は・・・
自称プロと言う方ほど過去に言えないような怖い思いをしてたりする
と思います。
その経験を活かしてるからこそ今があるのに…似たようなことを
してきたにも関わらず素人扱いしてる自称プロが多いいように思います。
自称プロの方は、1度も落としてませんか?怖い思いをしてしてませんか?
全て予測して対応ができますか?
飛行中のマルチコプターにトラブルが発生して無事着陸できる方は
いないと思います。
だから制御装置に頼ったフライトになってるしプロも
素人も無いと思いますよ♪
全て偶然トラブルがないだけだと思います…と言う事ですが・・・
このご意見を要約すると・・・「自称プロと言ってみたところで
随分怖い思いや墜落をさせて来たのに、プロ面して初心者を馬鹿にするな」
と言う様な事だと思います。
コメントを頂いた方からは・・・そこまで言ってないよと怒られそうですが、
前回のブログの内容は、立場によっては、もしかしたらその様に受け取られ
兼ねない少々耳の痛い内容だったかも知れませんね。
私は、プロだと自称した事は未だかつてありませんが、少なくとも
空撮を生業として20数年になります。
しかし、一向に技術は向上しないので(自分の意図するレベルに達しない)
、投稿した内容は、私が日々自分自身に言い聞かせている部分が多分に
あります。
従って、決して初心者の方を馬鹿にしている訳ではありませんので、
前回の投稿内容が、もしもお気に触ったとしたら、申し訳なく思いますし、
どうかお気になさらない様お願いいたします。
そしてこんなブログの内容の中にも、もしも参考になる部分があれば、
日々の業務に取り入れて頂ければ幸いです。
前置きが長くなりましたが、それではご意見の内容を基に
、私なりの考えも交え、実際に現状はどの様になっているのか?を
考えてみたいと思います。
先ず、「自称プロほど過去に言えないような怖い思いをしてるんじゃ
ないのか?」・・・についてですが、確かにご指摘の通り・・黎明期には
従来のラジヘリを用いて空撮をされて来た方たちは、私も含め、振り返れば
多かれ少なかれ、誰しも怖いや苦しい思いをしながら歩んで来た道だと
思います。
例えばマテリアル一つとっても・・・合法か否かは別として、欲しいものは
お金を出せば、およそ何でも手に入る昨今とは、その当時の状況は全く違う
様相を呈していた様に思います。
そしてそれらを構築するための道のりは、険しく大変な道のりでした。
勿論、現在では随分と改善されこそしましたが、現在でも業務用機材に
於いては、基本的なスタンスに変わりありません。
今改めて思えば・・・よくも飽きずに、コツコツとやってこれたものだと、
自分で感心してしまいますが、日々探究心や高いモチベーションを
持ち続ける事は、より良いものを構築するためには重要な事で、
それは今後も変わりないと思います。
そんな事一つをとってみても、現在の様にマルチコプターで空撮を始めた
方たちが、これから歩むであろう道と、昔ラジヘリで空撮を始めた方たちが
歩んできた道は、同じ道の様でも、高速道路と泥濘が随所にある山道程も
違っていると思われます。
私の知る限りでは、その結果・・・多くの個人・企業が途中でリタイヤ
していたった現実があります。
では、どの様な理由から途中でリタイヤせざるを得なかったのでしょうか?
例えば・・・何とか業務として取り組んではみたものの・・・
①安全性に問題があり、継続性を持って業務に使用できそうにない。
②トラブルが多く、業務の達成率が低そうだ。
③目的とする、撮影成果が得られそうにない。
などの理由が、多い為だと思いますが・・・しかしその大半は、
そもそも業務に転用する前の段階で、断念した様です。
事実・・・弊社の取引先の多くが、倉庫に破損したラジヘリ(模型)を
保有?している(していた)事でも明らかですが、その事について実際に
お話を伺ってみると・・・「あんなもんじゃ・・・危なくて仕事にはならん」
・・・とか、「操縦が難しくて、どうにもならん」などと、一応にそんな
答えが返ってきました。
過去に於いては、ラジヘリで撮影業務を行う以前に高い技術的な壁
(操縦・メンテナンス等)が立ちはだかり、結果断念せざるを得なかった
と言う現実があったからで、要は・・・この時点で、これは危なくて使えない
・・・と大部分の人達が認識し、それを業務に転用する事を断念(控えた)
と言う事なのですが、では・・・現在のマルチコプターの場合は、
どうなのでしょうか?
GPSを使用したコントロールモードで操縦したとすれば、器用な方なら、
多分最初から・・・チョット練習すれば大丈夫なんじゃないの?・・・
と感じると思いますし、事実飛んでしまったりします。
そんな訳で・・・新しく空撮業を始めようとした時に、
過去に於いては、こんなモノ危なくて・・・と感じ、
現在に於いては、チョット練習すれば大丈夫・・・と感じる。
もし私が推測した様なことが、現実のことであるとすれば、
そこには安全面に於いて、双方に大きな感覚的隔たりがある
と言う事になりますが、果たして実際は如何なのでしょうか?
続く・・・。
無反応の場合が殆どですが、先日投稿した
「マルチコプターの大流行と安全性について考察する」に対して、
久々にご意見を頂きました。
勿論、勝手に・・・自分の思った事や、身のまわりの事を
投稿しているので、コメントを強要する心算はありませんが、
御覧頂いている皆様から何も反応がないと、やはり寂しさは
否めません。
今回はそんなブログの内容に反応してコメントを頂けた事は、
色々な考え方があることや、その現状ついて考える良い機会に
なりますので、とても嬉しく思っています。
何事も、現状の正確な把握が出来ないと、改善する事も
出来ないと言うことですからね。
そこで今回は、頂いたご意見の内容について、私なりの考えも
整理する形で・・・
「マルチコプターの大流行と安全性について考察するパート2」
と題して考えてみたいと思いますので、ご意見のある方はどしどし
コメントをお寄せください。
まず、ご意見を頂いた内容(原文)は・・・
自称プロと言う方ほど過去に言えないような怖い思いをしてたりする
と思います。
その経験を活かしてるからこそ今があるのに…似たようなことを
してきたにも関わらず素人扱いしてる自称プロが多いいように思います。
自称プロの方は、1度も落としてませんか?怖い思いをしてしてませんか?
全て予測して対応ができますか?
飛行中のマルチコプターにトラブルが発生して無事着陸できる方は
いないと思います。
だから制御装置に頼ったフライトになってるしプロも
素人も無いと思いますよ♪
全て偶然トラブルがないだけだと思います…と言う事ですが・・・
このご意見を要約すると・・・「自称プロと言ってみたところで
随分怖い思いや墜落をさせて来たのに、プロ面して初心者を馬鹿にするな」
と言う様な事だと思います。
コメントを頂いた方からは・・・そこまで言ってないよと怒られそうですが、
前回のブログの内容は、立場によっては、もしかしたらその様に受け取られ
兼ねない少々耳の痛い内容だったかも知れませんね。
私は、プロだと自称した事は未だかつてありませんが、少なくとも
空撮を生業として20数年になります。
しかし、一向に技術は向上しないので(自分の意図するレベルに達しない)
、投稿した内容は、私が日々自分自身に言い聞かせている部分が多分に
あります。
従って、決して初心者の方を馬鹿にしている訳ではありませんので、
前回の投稿内容が、もしもお気に触ったとしたら、申し訳なく思いますし、
どうかお気になさらない様お願いいたします。
そしてこんなブログの内容の中にも、もしも参考になる部分があれば、
日々の業務に取り入れて頂ければ幸いです。
前置きが長くなりましたが、それではご意見の内容を基に
、私なりの考えも交え、実際に現状はどの様になっているのか?を
考えてみたいと思います。
先ず、「自称プロほど過去に言えないような怖い思いをしてるんじゃ
ないのか?」・・・についてですが、確かにご指摘の通り・・黎明期には
従来のラジヘリを用いて空撮をされて来た方たちは、私も含め、振り返れば
多かれ少なかれ、誰しも怖いや苦しい思いをしながら歩んで来た道だと
思います。
例えばマテリアル一つとっても・・・合法か否かは別として、欲しいものは
お金を出せば、およそ何でも手に入る昨今とは、その当時の状況は全く違う
様相を呈していた様に思います。
そしてそれらを構築するための道のりは、険しく大変な道のりでした。
勿論、現在では随分と改善されこそしましたが、現在でも業務用機材に
於いては、基本的なスタンスに変わりありません。
今改めて思えば・・・よくも飽きずに、コツコツとやってこれたものだと、
自分で感心してしまいますが、日々探究心や高いモチベーションを
持ち続ける事は、より良いものを構築するためには重要な事で、
それは今後も変わりないと思います。
そんな事一つをとってみても、現在の様にマルチコプターで空撮を始めた
方たちが、これから歩むであろう道と、昔ラジヘリで空撮を始めた方たちが
歩んできた道は、同じ道の様でも、高速道路と泥濘が随所にある山道程も
違っていると思われます。
私の知る限りでは、その結果・・・多くの個人・企業が途中でリタイヤ
していたった現実があります。
では、どの様な理由から途中でリタイヤせざるを得なかったのでしょうか?
例えば・・・何とか業務として取り組んではみたものの・・・
①安全性に問題があり、継続性を持って業務に使用できそうにない。
②トラブルが多く、業務の達成率が低そうだ。
③目的とする、撮影成果が得られそうにない。
などの理由が、多い為だと思いますが・・・しかしその大半は、
そもそも業務に転用する前の段階で、断念した様です。
事実・・・弊社の取引先の多くが、倉庫に破損したラジヘリ(模型)を
保有?している(していた)事でも明らかですが、その事について実際に
お話を伺ってみると・・・「あんなもんじゃ・・・危なくて仕事にはならん」
・・・とか、「操縦が難しくて、どうにもならん」などと、一応にそんな
答えが返ってきました。
過去に於いては、ラジヘリで撮影業務を行う以前に高い技術的な壁
(操縦・メンテナンス等)が立ちはだかり、結果断念せざるを得なかった
と言う現実があったからで、要は・・・この時点で、これは危なくて使えない
・・・と大部分の人達が認識し、それを業務に転用する事を断念(控えた)
と言う事なのですが、では・・・現在のマルチコプターの場合は、
どうなのでしょうか?
GPSを使用したコントロールモードで操縦したとすれば、器用な方なら、
多分最初から・・・チョット練習すれば大丈夫なんじゃないの?・・・
と感じると思いますし、事実飛んでしまったりします。
そんな訳で・・・新しく空撮業を始めようとした時に、
過去に於いては、こんなモノ危なくて・・・と感じ、
現在に於いては、チョット練習すれば大丈夫・・・と感じる。
もし私が推測した様なことが、現実のことであるとすれば、
そこには安全面に於いて、双方に大きな感覚的隔たりがある
と言う事になりますが、果たして実際は如何なのでしょうか?
続く・・・。