欲求の階層論
アブラハム・マズローの「欲求の階層論」があります。自己実現を目指す理論です。現実的考え方で自己啓発セミナーなどによく使われます。分かりやすく言えば、人は「欲」を持っている。その欲を満たすために人生を送っている。「欲」は人との比較よって生まれる。その為に対人関係でトラブルが起きて、悩みが発生する。ならば、欲求さえ満たせれば悩みから解放されて自分らしく人生を送れるだろう。と言う考え方です。
人と比べて悩む
人間は人と比較して悩みを作ります。相手より偉くなりたい、金持ちになりたい、ブランド品を持ちたい、家、車、結婚、出世・・・等々!ともかく人より幸せになりたいその思いを、人と比べています。総て「欲」です。でも、自分らしく生きる、幸せって何でしょうね?自分自身が実感できる「幸せ」って何でしょう?私達は知らないうちに人と比べて自分が幸せか、不幸せかを決めていませんか?あの人より幸せになりたい。その為に頑張る事は大事なことです。でも、その人と肩を並べたらどうでしょう?幸せを感じられる筈なのに、幸せとは思えない人が多いのではないでしょうか?気が付けば不幸を感じている。何故でしょうね!
実感できる幸せ
幸せは人と比べている限り実感できません。掴んだかと思えば、するりと手からすり抜けていきます。綿あめを食べているのと同じです。確かに食べたよ、瞬間は甘さを味わった。でもすぐに何も無くなった。これって幸せでしょうか?人間は欲望の塊です。人に追いついても満足できず、次の人を目指します。また、次の人へ。これではキリがありません。自分はどのような幸せを求めているか?その為に、どの様なことをすれば良いのか!そして、実践をして、結果を実感して認める事が大事です。そして、次なる幸せのステージ目指す事が大切です。比較は総て過去からの囚われです。親から認めて欲しい、褒めて欲しいからの思いが他者評価に繋がっています。人と比べて幸せ、不幸せを決めても意味がありません。自分で自分を評価して、幸せを実感してください。
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