悪い恋
恋人に好かれたい、愛されたい、嫌われたくないとの思いはことのほか強くなります。その為に恋人に好かれるように、愛されるように、嫌われないように恋人に合せていませんか?
自分の思いを抑えて!
こんな事をしている限り、幸せな恋は出来ません。
破局に向かうだけです。
幸せなになれない恋愛を続けるだけです。
相手好みのマスクを被る
恋愛に於いて、マスクを被っていませんか?
私達は日常生活の中で、人と関わりながら生きています。それにより自分の存在感、心の安定を図ります。決してひとりでは生きていけません。
その為、知人関係に於いて私達は「マスク」を被ります。そして、その役割を果たします。仕事場でのマスク、友達とのマスク、学校でのマスク、家族の前のマスク、恋人の用のマスク・・・等々。マスクを被り分けています。
但し、自分という者をしっかり持った上での「オーバーマスク」としてならば問題がありません。心理学では「自己一致が出来ている」「アイデンティティを持っている」と言います。
でも、持っていない人が「オーバーマスク」を被ると、「これが私」と思い込んで対人関係を行ないます。外面だけで中身が無い状態です。
この代表例が「恋愛」なのです。
恋愛は人生の縮図
恋愛は人生を書き換える、大きなターニングポイントです。
初めにも書いたように、恋人に好かれたい、愛されたい、嫌われたくないとの思いはことのほか強くなります。その為に恋人に好かれるように、愛されるように、嫌われない為に、恋人好みの自分になれば良いのです。
その為にする事が、恋人を丸々コピーするのです。ただ、恋人からすれば自分のOKの部分をコピーされる事は問題ありません。お互い幸せになります。
でも、丸コピーしていますから恋人にとって嫌な認めたくない処もコピーします。特に恋人のとっては「弱点」ですから、攻められたくない一心で強い振りをしています。結果、歪みが出てきて、やがて破局に向かいます。
同じ恋を繰り返す
破局をしたのだから、この「マスク」を脱げばいいのですが、脱げば自分が分からなくなるので、今度はこの「マスク」に合った恋人を探します。
今度こそ、幸せになる恋人を選んだのに、また同じような人を好きになってしまうのはこのためです。
このタイプの人は、ノーマルな人には興味が湧かないのです。強引であったり、影があったり、お世話をしたくなるような人でないと、興味が湧かないのです。わざわざ不幸になる恋人を選んでいます。
この幸せにならない恋をする人の心の奥底には「ファザコン」「マザコン」が隠されています。
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