とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

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2021-03-15 09:00:00 | 日記
ヴィクトール・フランクル

「状況がどうしても変えられない時、

自分自身が変われるかどうか迫られている」

フランクルがアウシュビッツ

「ユダヤ人捕虜収容所」での体験からの言葉です。

ホロコースト(ユダヤ人の大量虐殺)、

あの過酷な環境の中で生き延びるためには、

自分自身が変わるほか

生き延びる術はありませんでした。

ここまで過酷な環境でなくても、

人生の中では起こります。

色々な家庭環境の中で

苦しみ悩んでいる方が多く居られます。

子供は、親の価値観の中で成長します。

人生の生き方、ご飯の食べ方、物事の考え方・・・等々

何の疑いもなく、

ごく自然なもの、

当たり前の事として成長します。

例えそこに問題があっても。

今までがそれで問題なく生活が出来たからです。

子供が成長をする中で、色々な矛盾が出てきます。

当たり前と思っていたことが、

問題があることに気付きます。

その結果、自分自身の人格に悩み苦しみます。

特に思秋期に。

思春期の子供はこの矛盾に苦しみます。

自分自身を取り戻すために、

環境を変えるためにもがき苦しみます。

ただ、家庭の環境は変わりません。

親の世代では、

問題なく当たり前に進んだから

変える必要などないのです。

親の価値観が正しいのだと信じて、

もし変えれば、

親自身の生き方が崩壊するからです。

絶対に変えることはありません。

いくら子供が訴えても。

親が変わる事を期待しても無駄です。

自分自身が変わる方が、早いのです。

職場や対人関係でも同じ事が言えます。

相手に変わることを来しても無駄です。

自分自身が変わることを目指した方が

自分らしく生きられます。

私が「A」のボタンを押します。

相手は「A」の反応をします。

「A」のボタンを押し続ける限り、

相手は「A」の反応しかしません。当然です。

もし、私が「B」のボタンを押す(自分が変わる)と

相手は「B」の反応をします。

相手は変わったのです。

自分が変わることを目指しませんか!




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