とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ・傾聴②「聞く」クライエント中心療法

2020-09-14 10:52:55 | 日記
今回は「聞く」です。

前回の「訊く」はどちらかといえば

カウンセラーが意図をもって質問して誘導して

「言い訊す」処がありますがあります。

俗に言う「お節介じいさん、お節介ばあさん」の感じがあります。

「聞く」は

意識せずに何となく聞くことを意味しています。

この場合、自分にとって関心のあることは耳に入るものの、

そのほかのことに関しては聞いていないことも。

会話シーンなどでよく使われますが、

どの程度聞いているかはそのときの状況や人により異なります。

つまり、カウンセラーが興味のある事だけを聞いている状態です。

先日も、カウンセリング実践練習をしているとき

カウンセラーはクライエントの話を聞いているのですが

話を聞きながら、頭で考えていました。

「悩みを聞き、謎を解こう」と、考えているのです。

次に聞く質問を考えているのです。

そして、質問をして悩みを聞こうとします。

結果、クライエントの叫びが「スルー」されてしまっていました。

キツい表現ですが「聞き流した」「聞いている振りをしてる」状況です。

人間は器用ではありません。

1つのことに意識がいくと、他には意識が向かないのです。

10人の訴えを同時に聞いて、10人に返答したと言われた

聖徳太子ならば可能かもしれませんが

普通の人には無理なことです。

カウンセラーが無意識で悪い「聞く」状況を続ければ

クライエントは

「分かって貰えない」を感覚でつかみます。

次第に、心を閉じていきます。

結果、カウンセリングは堂々巡りになり

迷宮入りをしてしまいます。

でも、カウンセリング経験の浅いときは

必死なので、起こりがちなのです。

カウンセラーの落とし穴ですね。




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とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ・カウンセリング妖怪「すり寄り」

2020-09-12 12:26:43 | 日記
今回の妖怪は

「妖怪:すり寄り」です。

妖怪シリーズ最後です。

この妖怪は、

前回の妖怪「当たり前」の「亜種」です。

と言うより進化系かな!
 



本質は同じく

「構って貰って、当たり前!」がエネルギーの源です。



同種なので、

「構って貰えて当たり前」が当然で、

構って貰えなかった時のエネルギーが、増大した時に進化をします。

そして、「妖怪:当たり前」にすり寄っていきます。



同種なので直ぐに仲良くなり一体化を目論みます。

相手の「マイナスエネルギー」を燃えさす為に「アオリ」ます。



「当たり前」パワーが沸点に達した時に、

自分の思うように操る「毒牙」で噛みつきます。



自分の支配下に置きコントロールをします。



でも、「妖怪:当たり前」とっては仲間意識しかありません。

構ってくれなかった人の悪口を散々言いふらし、

自分の「野望」に引き込んで仲間にします。



処が、自分の「野望」が旨く行かなくなった瞬間、

思い道理に行かない理由を、

構ってくれなかった相手に責任転換をし、逃げ出します。

しかし、「妖怪:当たり前」の事は、ほったらかしです。

「はしごを外す」事をします。

知らぬ顔をして!

梯子を外された「妖怪:当たり前」は、

文句を言った分だけ行き場を失い、

一人ぼっちになってしまいます。
 



「妖怪:梯子はずし」と行っても、

よいのかもしれません!



自己責任が取れない妖怪です。
  

https://cocorotkn.com/news/402

※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。

みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。

そして、私の中にも!






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とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ・カウンセリング妖怪「当たり前」

2020-09-10 09:47:08 | 日記
今回の妖怪は

「妖怪:当たり前」です。
 



この妖怪は、

特に「Esalen研修」中にはよく現れます。



この妖怪のの特徴は、

「やって貰えて当たり前」と言うモノの捉え方をします。



私に話しかけてくれて当たり前!

私の世話をやいてくれて当たり前!

私の思うようにやってくれて当たり前!

私が、楽になるようにかまってくれて当たり前! etc・・・
 



普段はこんな事はしません。

誰から見てもしっかりと対応が出来る人ですが、

イザ不安になったり、

寂しくなったりすると、

顔を出してきます。
 



以前には、

Esalen中に「私の事を構ってくれない!」と言って、

噛みついてくる人もいました。



研修期間中、

私の傍から離れ距離を置き、

ひとりで居てる時間を多くつくります。

他の生徒たちとも接点を極力減らします。



ワーク中でも、

私が傍に近寄ると離れてきます。

嫌な顔をしながら!



Esalen研修は「自律」を目指します。

自らがアクションを起こさない限り、

私は何時も、観ている事にしています。

自らが動いて変わらない限り、

何も変わらない事に気づいて欲しいからです!



その結果、

Esalenが終わる頃に他の生徒に対し

「私の事を何時もほったらかしにする!

他の生徒に色々話を聞いたり、

ケアをするのに私には何もしてくれない!」

愚痴をこぼします。



中には、直接私に噛みつきたり、

物を投げつけてくるタイプもいます。



「依存」です!
 



このような事は例題として、

研修前に参加者にしっかりと伝えています。

「依存が起きるよ!」と。

皆も納得して、

「そんな事は大丈夫ですよ!」と、

自信を持って返ってくるんですが?
 



そして、研修中に起こった事を

当事者は一切覚えていない事です!



「そんなバカな事が在るか!」と言われますが、

現実なのです。



と言うのも、

普段は「理性」で自分の行動のコントロールを行っています。

しかしEsalenでは時間と共に「理性」が緩んできます。

当然「ゲシュタルト療法」を受けているのですから、

当たり前です。



その結果、

理性で抑えていた

「本能」が顔を出してきます。



「私の事を構って!」

「甘えさせて!」

「よしよしして!」と本能が湧きだしてきます。

本能=無意識です。



日頃抑えていた、

感情が素直に表に出てくるのです。



処が、Esalenを離れ、

理性が再び顔を出して来ると、

「本能=無意識」に対して「蓋」をします。

緩んでいた「理性」は

「本能」が成したことなど知りません。

無意識に行った事ですから!



結果、記憶が無いのです。
 



やはりこれは、妖怪が成せる業ですかね!

この妖怪と旨く付き合えれば良いのですがね!

そして、この妖怪に忍び寄る

「妖怪:すり寄り」だ出てきます。

この妖怪に関しては、次回に書き込みをしますね!
  



※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。

みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。

そして、私の中にも!



https://cocorotkn.com/news/400




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とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ・傾聴①「訊く」 クライエント中心療法

2020-09-07 13:03:56 | 日記
アメリカの心理学者:カール・ロジャーズが提唱した

クライエント中心療法

カウンセリングで基本中の基本「傾聴」

この傾聴が出来ないカウンセラーは失格とも言われます。

でも、出来てるようで出来ていないも現実です。

カウンセラー泣かせでもあり、

カウンセラーの力量の差がはっきりと出るところです。

日本語に於いて「きく」は3つあります。

「訊く」と「聞く」と「聴く」です。

「きく」行為は1つなのに

漢字で表現すれば3つもある。

日本語のややこしさでもありますが

いろいろなことを表現しています。



「訊く」は

何かを尋ねる場合などに使います。

「訊」は「問いただす。とがめたずねる」という意味です。

「訊」を用いた熟語には、

「審訊(しんじん)」や「訊問(じんもん)」などがあります。

アクティブリスニングに

「人な話を聞くときに、使ってはいけない12箇条」があります。

その中にある「質問」です。

確かに、クライエントの悩みを知るには

「質問」をしなければ何も分かりません。

でも私たちは「質問」をされたら、

その質問に対して答えようとします。

質問の意図がクライエントの悩みの核心を突いていれば

問題はありません。

もし、核心を突いていなければ

「質問」に誘導されて、違った展開に進んでしまいます。

私たちは、嫌な記憶は無意識の中に閉じ込め忘れようとしますが

無い記憶を、現実にあった事のように信じてしまうことがあります。

悪い例が「警察の冤罪」です。

「あなたがやったんだ」

「あなたしか出来ない」

「あなただからこそやったのだ」と、

質問攻めに合うと

「私がやったかもしれない」

「私がやったのだ」と、思い込んでしまうのです。

この様にクライエントに質問をすると

答えていくうちに、そちらに誘導されていき

導き出された答えが、核心なのだと思い込んでしまいます。

質問されたことにしか答えられない「クロウズ・クェッション」

閉ざされた質問になります。

「訊く」はカウンセリングに於いては、

カウンセリングが迷宮に入ってしまう危険性がある行為です。





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とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ・カウンセリング妖怪「微笑み返し」

2020-09-05 10:31:37 | 日記
この妖怪は、あなたのすぐ傍に居ているかもしれませんよ!



今回の妖怪は

「妖怪:微笑み返し」です。



この妖怪は、ひと癖ふた癖あります。
 



必殺技は「愛想笑い」です。
 



兎も角、

どんなときにも「にこにこ」微笑んでいます。

哀しい時も、

苦しい時も、

辛い時も、

嫉妬している時も、

嫉んでいる時も、

そして怒りに満ち溢れている時にも!



自分の本心を現しません。

時には可愛いく、

時には果敢無げに、

時には構いたくなるように、

微笑みます。



構って欲しいからです。

傷つけられないように!



そして、

構おうかなとすれば「大丈夫です。」と言って断ります。



「大丈夫」と言うから、

ほっとけば「分かってくれない」とスネます。



構っている間は「従順」です。

「子猫」が懐くように甘えます。



でも、少しでもよそ見をして

構わなかったら豹変します。



本心は

「私の思い通りになって!

ならない人は悪い人!

私を傷つける人!」

「私の思い通りにならない人には、

牙をむいて裏切って、

傷つけてよいのだ!」となります。



ですので、行動が極端になります。

周りから見れば唖然とするぐらい!
 



ただ、そこに至るまではノラリクラリ「優柔不断」で、

笑顔を振りまきながら相手をそそります。



毒針を仕掛け、

引っ掛かるのを

「微笑み」で待っているのです。
 
 



本家妖怪「あまのじゃく」

「ぬらりひょん」もビックリかもしれません。





これが今回、最後の妖怪「微笑み返し」です。

https://cocorotkn.com/news/352



※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。

みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。

そして、私の中にも!




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