ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

レッスン:バッハはゆっくり弾きたい

2020-01-13 | ヴァイオリン
新年の初レッスンは、昨年末に引き続き、バッハのガヴォットニ長調。
かなり練習をしたので、重音が弾けるようになりましたが、レッスン前に練習をやりすぎて、きれいに弾けていたトリルが段々下手になっていく現象が起きてしまいました。どうしようかと思いましたが、レッスンへ行くまでの間に気分がリセットされ、回復していました。
レッスンでは、トリルやビブラートもきれいに弾け、重音もしっかり弾けて、練習した甲斐がありました。
いつも最初は無伴奏、上手にできたらピアノ伴奏で完成させるのですが、この曲はピアノ伴奏なくても良い曲だから、と無伴奏1回だけで、すんなり〇を頂きました。
無伴奏の方が、緊張しないで弾けるのでホッとします。
伴奏付きですと、それに合わせようとする焦りでスピードが上がり、途中で音がズレて行くのですよね。

いよいよ鈴木ヴァイオリン第3巻の最終曲、バッハのブーレに到達しましたが、もう譜読みはしていたので、弾いて見せました。 自分では、譜読みはちゃんとやっていたつもりなのですが、弓のアップダウンの方向が逆だったり、音の読み間違い、スラーの範囲の間違いなど、細かい指摘をたくさん頂き、次回への宿題となりました。  結構、弓の動きを気を付けなければならない曲です。 
これは、前半の楽譜。赤い枠の箇所は、左小指を伸ばしてドを押さえ、同じ指をずらしてシを押さえ、次にソ、と行くのですが、なかなかスムースに弾けていません。



この曲は、元々、バッハがチェロのために作曲した無伴奏チェロ組曲の第3番ですが、ヴァイオリン学習用にト長調に移調されているので、チェロの曲よりキーが高めになっています。 
速度表示はアレグロなのですが、私は、速すぎない方が情緒があって良いなあと思っています。 先のガヴォット・ニ長調を猛スピードで弾いている方の動画を見ましたが、きれいなメロディーや音の余韻が、スピードでかき消されて台無しになっている気がします。感じ方は人それぞれですが、ガヴォットは、踊りの曲なので、ゆっくり演奏していたと思うのですが。。

あと少しで第3巻も終了し、第4巻に移って中級に上がりそうなので、うれしくもあり、一方、まだまだ第2ポジションや第4ポジション、重音などの新しい難所が待っているので、苦しくもあり、というところです。😓 

(1/14)この投稿、画像を入れて少し変更しました。変更前のものを読んでいただいた方、ごめんなさい。機会があれば、もう一度訪ねて頂けると嬉しいです。





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