ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

2024年度読響コンサートプログラム

2024-03-17 | クラシック音楽
今年度の読響のコンサートプログラムです。
毎年次々と新しい演奏家の名前が挙がってくるので、段々覚えられなくなってきています。
曲の好みもありますが、今年度のプログラム選曲、知らない作曲家の名前がちらほら、あまり心魅かれません。

ソリストは、6月の角野隼斗とフランチェスコ・トリスターノのピアノデュオ、村治佳織、ダン・タイ・ソン(サントリーホール)、7月のマリー=アンジュ・グッチ、エヴァ・ゲヴォルギャンが私としては気になるところです。

プルース・リウさんの恩師、ダン・タイ・ソンさんの読響とのモーツァルトは興味をそそります。40年ほど前のヴェトナム人初のショパン国際ピアノコンクール優勝者で、当時はニュースに大きく取りあげられ、受賞直後の来日リサイタルを聴きに行ったことがあります。
エヴァ・ゲヴォルギャンさんは、2021年のショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト。コンクールをご覧になっていた方はご記憶に新しいと思います。

年度後半のプログラムでは、辻井伸行さん、反田恭平さん等も出演が予定されています。辻井さんはショスタコーヴィチ、反田さんはプロコフィエフ。
大変な曲を弾きますね。
反田さんは、今日NHK BSで放送のドラマ「ベトナムのひびき」に出演されていましたね。セリフがちょっとぎこちない感じがしましたが…



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NHK Eテレ 追悼 マエストロ 小澤征爾 放送予定

2024-02-18 | クラシック音楽
2024.2.18

昨夜自分のBlogを見たら、過去に私が書いたピアニスト ブーニンのNHK BS放送予定についての投稿にアクセスが100以上あって驚きました。
何かあったのかと情報を探していると、ちょうどその時間に、NHK BSで以前の放送をリメイクした特別編をやっていて、途中から観たのですが、1月初めのサントリーホールで行われたブーニンのコンサートの様子も紹介されていました。コンサートがあったのは知っていましたが、放送予定までは情報を追えません。そのうち再放送があるでしょうね。

ところで、今月、世界の指揮者、小澤征爾さんが亡くなったことを受けて、
今夜、2月18日(日) 21:00~23:30 
NHKのEテレ「クラシック音楽館」で追悼番組が放送される予定です。
2016年10月、サントリーホール30周年記念ガラ・コンサートでウィーンフィルと共演した時の演奏やズービン・メータと共に指揮台に立った演奏等、小澤征爾さんの歴史に残る演奏の模様が紹介されるそうです。

私は1980~90年代に新日本フィルの定期会員になっていたことがあり、友人と毎月東京文化会館へ出かけていたことがあります。
新日本フィルは小澤さんが立ち上げたのでしたね。
小澤さんの指揮で演奏が聴けたのは、数回に一回でしたが、他に、山本直純さん、朝比奈隆さん、井上道義さん等も指揮をされたのを覚えています。
あの頃は、コンツェルトよりシンフォニーを楽しむ傾向にありました。
どの指揮者も個性的なのですが、特に違いを感じたのは、小澤さんが指揮をする日は、オケから緊張の空気が伝わってくる、音の乱れが一切ない。
カリスマ性というのでしょうか。そういうものを強く感じさせる方でした。

小澤さんの指揮で忘れられない曲があります。曲の内容は覚えていません。
プログラムももう手元に残っていませんが、多分、チャールズ・アイブズというアメリカの生命保険会社の経営者が作ったという交響曲(何番か不明)。
各楽器が違うメロディーをバラバラに弾き、はっきり言ってメチャクチャ、騒音にしか聴こえなかった曲です。
その時の小澤さんの指揮が印象的で、指揮台から降りて、それぞれの楽器演奏者の間を周りながら指揮棒を振っていました。
強弱もテンポも情感も何も伝わってこないような曲でしたけど、それでも指揮ができるのか、すごいと思っていました。
今考えると、あのような独創的で複雑な曲を演奏することが、小澤さんやオーケストラの挑戦の一つだったのかもしれません。

小澤征爾さんのご冥福をお祈りいたします。



















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11月イスラエル・フィル来日中止

2023-11-02 | クラシック音楽
今回は9年ぶりの来日公演の予定だったらしいのですが、今のイスラエル、パレスチナ情勢の悪化で、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の来日が中止になったそうです。
11月19日に横浜みなとみらい、20日に東京オペラシティ、21日福岡シンフォニーホール等、11月18日〜25日まての予定していた公演は全部中止、チケットの払い戻しが始まっているようです。
特に、19日と20日は、小林愛美さんが産後復帰でショパンのコンチェルト1番を演奏する予定でしたので、とても残念です。
今のイスラエルは、世界の中で微妙な立場になってしまいましたから、ロシアと同様、音楽活動が難しくなるでしょうね。



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2023.9.16 読響 オネゲルの交響的運動第2番「ラグビー」

2023-10-08 | クラシック音楽

先月、9月16日に東京芸術劇場で開催された、指揮者マリオ・ヴェンツァーゴによる読響定期演奏会で、曲の一つとして、アルテュール・オネゲル作曲の交響的運動第2番「ラグビー」が演奏されました。
ラグビーのワールドカップの開催に合わせた指揮者の選曲なのか、それとも偶然そうなったのか、時宜を得た演奏です。
作曲家オネゲル自身、スポーツを好んでいたようで、あえてラグビーをテーマにした曲を作ったのは、スポーツの中でもラグビーのスクラムやパスの要素が音楽に結びつくからだそうです、と解説に書いてありました。
私にはその辺がよくわかりませんでしたが、曲を聴きながら(?)、これから始まる日本✕アルゼンチンの試合を観戦したいと思います。

これは読響のではありませんが、検索して出たYouTubeをお借りしました。
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2023年度 読響コンサートスケジュール

2023-01-02 | クラシック音楽
今年度の読売交響楽団の定期演奏のスケジュールです。
ピアノコンチェルトが多いのですが、反田恭平さんが6月にサントリーホールと7月にみなとみらいホールでラフマニノフ3番。
アレクサンダー・ガジェヴさんが6月に東京芸術劇場でショパン2番。
藤田真央さんが来年1月と2月にブラームス2番。
読響との共演は初めてかもしれませんが、小曾根真さんが来年3月にサントリーホールでラヴェルのコンチェルトを弾く予定です。
ドミニカのジャズピアニストのミシェル・カミロさんが自作のコンチェルトを5月にサントリーホールで演奏。この方、ブルーノート等で演奏することが多いのですが、数年前から、オーケストラとの共演活動をしているようです。

ヴァイオリンコンチェルトが少なくて残念なのですが、三浦文彰さんが5月に東京芸術劇場でエルガーのコンチェルト。
樫本大進さんが7月にサントリーホールで、日本人作曲家のコンチェルトの初演で演奏するようです。
初めて読響と共演となる11歳(今年6月に12歳)ヴァイオリニストのHIMARIちゃん(吉村妃鞠ちゃん)。11月に横浜みなとみらいホールで演奏予定です。10歳にして数々の国際コンクールで優勝、一昨年のリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクールで優勝した時に動画で見たファイナルの演奏は衝撃的でした。すでに各所でプロ演奏活動をしているので、機会があれば11月を待たずに生で聴いてみたいですね。

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